3 20 詩集 返答詩集 日記詩集 おまけトーク(宗教について思う事) | 私にとって詩を描くことは祈ることと同じ。それを私は希望と呼ぶ。

私にとって詩を描くことは祈ることと同じ。それを私は希望と呼ぶ。

それは闇の中に見出した光
苦しみに絶望し 痛みに涙して
その零れた雫が奏で 咲いた花のような光
それは絶望に対する楔 そして世界への賛歌
言葉は連なり詩となり 詩は列なれば物語となる

詩集
 「孤独の歩み」


周りに人は いるだけ
草木のように 背景のように

繋がりを求めているのに
上手く繋げない

躓いて 手は傷だらけになって
誰にも見えない 聞こえない

手が空っぽなのが不安で必死で藻掻く
一人でいることが恐いだけ

この世界に
自分しかいない


返答詩集
「希望を蒔いて 10」


朝陽が眩しくて 目が覚めた
相変わらず戒めが渦巻いて
鎖のような 呪縛が重たい

牢屋みたいな過去には
もう戻れない

連鎖を終わらせるために
憎しみも悲しみも
いらない

抱きしめられたこの手で
自ら鎖を引き千切る
守りたい手を握りしめて
過去を断ち切って生きていく

世界は果てしない
未来のように


日記詩集
 「今日という日の美しさを見るために」


日々の出来事 全て音符にして聴いて
歌にして綴りたい

一瞬の儚い光 どうしようもない想い
泣いてしまうくらいの虚しさ 奏でた音色に潜む救い

言葉を紡いで
想いを放ちたい

歌う空に
今日という
美しい日を

 

 

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おまけトーク

出会った人が宗教を信じていて、でも入会を勧められることもなく、それは個人的なことだから、ということを言われて、特に入会も勧誘も壺を買うように言われることもなく。その人なりによりよく生きていきたい、という想いがあって、納得できるものがあったし、素直に応援したいと思ったし、宗教には入ろうとは全く思わないけれど、宗教に関してしんどい思いもあったけど、でもこういう人もいるんだと思えたことが、救いと言うと言いすぎかもしれないけれど、良い体験だった。