詩集2 22 返答詩集2 22 日記詩集2 22 おまけトーク(研修の日の自分へ) | 私にとって詩を描くことは祈ることと同じ。それを私は希望と呼ぶ。

私にとって詩を描くことは祈ることと同じ。それを私は希望と呼ぶ。

それは闇の中に見出した光
苦しみに絶望し 痛みに涙して
その零れた雫が奏で 咲いた花のような光
それは絶望に対する楔 そして世界への賛歌
言葉は連なり詩となり 詩は列なれば物語となる

詩集
「おはなし」


言い方が分からないから
違う言い方になってしまって
伝わらないことばかり

言えなくて もどかしくて
掴んで 叩いて 壊してしまう
よくないことだって知っている

だから話を聴いて
どうしてそうしたのかを聴いて

心を聴いて 近づいて

そうしないと分からないから
自分に 触れられないから


返答詩集
 「勇気」


暗闇に包まれた未来に竦(すく)みながら
見えない先に手を伸ばして

息苦しい歩みに疲れて
寝転んだ 見上げた夜空

流れ星が煌めいて 消えて
涙で空が溢れた

こんなはずじゃなかった
もっと他のやり方があったのに

失望して 投げ捨てて 背中を向けて 歩いてきた軌跡
やっぱり掴んで 大事に抱えて 歩くしかなかった道

辛い思いをしながらでさえも
歩くことをやめなかった
勇気の道のり

どんなに傷ついて 報われなくても
全てを背負って生きていくしかできなかった
勇敢な歩み

悩んで 悩んで
悩み抜いて 選んだ今だから

光が照らす星夜の空のように

 

 

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おまけトーク

研修のあった日は帰ったら早々に寝ること。洗濯とかまわっている間に寝るから明日の朝早く起きてすること。悩み相談とか雑談はできるかぎりしないこと。夜ご飯は用意しておくこと。今のテンションも大事だけど、「今の私」には「明日」があるんだから、それも考えて。自分を大事にするということ。自分に手をかけてあげる、というのかな。自分の世話をしてあげるというか。今までけっこうないがしろにしがちだったかも。自分を大事にするって、休むことばかりじゃないね。