【金魚や熱帯魚が空を泳ぐ】
以前、『結城友奈は勇者である』の聖地、「大赦特別指定施設・ゴールドタワー」のモデルになった、香川県宇多津町のその名も「ゴールドタワー」内には、「ソラキン」という金魚等、小魚のアクアリウムがあることを少し触れたが、そこは四国のアニメ聖地屈指のインスタ映えスポットと言える。
ソラキンは2020年3月20日にオープンしたこともあり、ネットで四国や香川県内のSNS映えスポットを紹介したサイトではあまり紹介されていないが、香川県民で知らない者はいない。
「ソラキン」は、金魚その他の小魚が、まるで空を飛んでいるように見えることから名付けられた。ゴールドタワーは四国屈指の高さ158mを誇り、外壁はガラス張り(日光が当たると金色に輝く)のため、どの階からも瀬戸大橋や瀬戸内海、市街地の大展望が広がる。
水槽の大部分はそのガラスに取り付けられているため、背景が透けて見え、魚は空を飛び、泳いでいるように見える。
そんな水槽だけではなく、様々な趣向を凝らしたものがあるのだが、まず、ゲートを入った所には巨大な透明ボール(料理容器の)のような水槽があり、三方がスクリーン(プロジェクションマッピング?)になっていて、幻想的風景の中にクマノミ等が泳ぐ姿が投影される。
それは数分で終わり、ガラス張りのエレベーターに乗って階上へ。ゴールドタワーは何階まであるか分からないが、そらきんのチケットで入場できるのは「天空3階」から5階だったかも知れない。
3階と言っても「天空」だから地上119mの高所で、展望フロアとなっているが、順路は5階から降りて行くようになっていたと思う。「天空5階」は地上129mで「天空の煌めき」と名付けられていて、水槽やミラーボール、その他の装飾で万華鏡をイメージしている。
セーラームーンの幻の銀水晶的クリスタルなオブジェ、多面カットされ、角度によって見え方が異なる水槽、映像が映し出された水槽等、アクアリウム・ワンダーランド。
ガラス張りの壁に取り付けられた「そらきん水槽」は、瀬戸内の雄大な景色をバックに金魚やクマノミが泳いでいる。夜はライトアップされた瀬戸大橋をバックに魚が泳ぐ。
天空4階は「GA☆KYO MIYAZAWA」がプロデュースした「天空の潤い」という階で、オアシスをイメージしている。断崖の滝をイメージしたオブジェには、雲海をイメージした煙(水蒸気か)が漂っていて、「潤いシンボリック水槽」は、流木、貝、各種植物がある水槽の中に球形や巨大ワイングラスのような形の容器があり、各種金魚が泳いでいる。ここの水面にも海霧をイメージした雲海的煙が漂っている。ドライアイスなのか?
天空3階の展望フロアには、休憩スペースもあるが、二人座りの天空のチェアだったかブランコだったか忘れたが、恋人同士で展望を楽しめるスペースもある。
和装での記念撮影に最適の金屏風の撮影スポットや、前面と後面が鏡張りで、自撮り棒がなくても記念写真を撮れる場所もある。
瀬戸大橋等のパノラマもさることながら、雲が芸術的に見えるから写生にもいい(いや、それは迷惑か)。隣の四国水族館のイルカがジャンプする所を見下ろすこともできる。
夕焼け空もいい。夕日は水平線ではなく、市街地の彼方の山並みに沈むのだが、日没の少し前、海面に光の道ができる。土日祝日は22時まで営業しているから、夜景も楽しめる。→公式サイト
因みにすぐ近くにはイオンシネマもあるから、劇場アニメを楽しむこともできる。宇多津町内のゆゆゆ聖地、宇夫階神社も忘れず。
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