世界の名車MYベスト10(2)流線形のポルシェ他 | ANIREISHA~アニメ、霊的スポット、旧車等~

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ポルシェ最後の公道レーシングカー

前回の投稿から日数が経過してしまったが、それは泊りがけで今回紹介するスーパーカーの実車の写真を撮りに行っていたため。出立日が遅くなったのは、同県での旧車のミーティング開催日に合わせて出かけたため。

 

8位・ポルシェ904カレラGTS

これもミニカーを購入したことで好きになった車。「ポルシェ最後のロード・ゴーイング・レーシングカー」であるこの車は、レース参戦を目的に1963年、発表された。

356B 2000GSカレラGT用の1966cc空冷水平対向4気筒DOHCをチューンナップし、180馬力にまで上げた。スタイリングはフェルデナンド・ポルシェⅡ世が行ったが、この車は市販もされており、当時、市販車でこのような超流線形は珍しかった。そしてポルシェの公道を走れる最後のレーシングカーとなった。

 

 

'64年、タルガ・フローリオでの初レースで1-2フィニッシュを飾った。鈴鹿サーキットでの第2回日本グランプリにも参戦し、予選で大クラッシュを起こしたものの、本選ではプリンス・スカイラインGT-B(ハコスカの前の世代)を追い抜き、独走して優勝した。

104台生産された内、13台がレーシングボディで、添付写真(自身で撮影)はその中の一台。世界で唯一のオリジナル塗装車と言われている。が、現在、当該展示施設でこの車を見ることはできない。

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ミニカーは中国のメーカー「ホンウェル」のカララマ・ブランドの1/43サイズ。普通の1/43サイズより若干小さ目だが、ボディの流線形はよく再現されている。

ただ、中国メーカーということもあり、ドアの開閉がスムーズではなく、且つ、ヘッドライトの片方が最初からない不良品。ライトカバーに光が反射するせいで、目を近づけないと分からなかった。ただ、売価が500円だったから、何とか我慢できる。

 

7位・前期型フェラーリ365GTB/4デイトナ

この車もミニカーで好きになった。ランボルギーニ・ミウラのライバル車で、最高時速もほぼ同じ280キロ。ミウラはスーパーカーの魁だが、ミウラに発表が遅れること2年、’68年に発表された。

ミウラは市販車としては世界初、V12エンジンを積んだが、フェラーリ社がライバル視していたのか、この車にも搭載している。最高出力352ps/7500rpm、最大トルク44.0kgm。

 

 

前期型が固定式ヘッドライトなのに対し、後期型はリトラクタブルライトに変更されている。これはアメリカの自動車規制が変わったためで、ライトカバーよりライトが奥まった所にある前期型は規制に合わなかった。

トヨタ2000GTも本来、固定式の二灯ライトの予定だったが、アメリカの規制に合わせ、リトラクタブルライトを追加・設計している。

 

 

実車写真の2枚目は、前期型デイトナのコンペティツィオーネ。つまりレース仕様車。外観の市販車との違いは、バンパーがなく、ライトカバーがバンパーの所までカバーしている点、ボディ一体型のオーバーフェンダーがある点、ボンネットの両サイドに風切りのようなものがある点。性能では最高出力を402 hp /8300 rpmにアップしている。

ミニカーは市販車タイプの黄色いものがアシェットの「フェラーリコレクション」の1/43サイズの付録。その奥に写るのは、トミカプレミアムの後期型デイトナの365 GTS4。オープンカーのスパイダーだから、GTBではなく、GTS。

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アシェットの方は、過去購入した雑誌付録のミニカーの中では最高の出来栄えだと思う。ボディラインを始め、バンパー付近の曲線、ヘッドライト等、実車以上に美しい。

プレミアムの方は、下を向いたヘッドライトを再現している所はいいが、ハンドルがホットケーキのようになっていて、今一つ。しかしこれはトミカプレミアムでは普通。やはり、トミカリミテッドヴィンテージには及ばない。

 

 

コンペティツィオーネのミニカーは、ゼッケンがあるものが、アシェットの別シリーズ「公式フェラーリF1&レーシングコレクション」のVol.77(1/43サイズ)。こちらもボディラインは美しいが、ライトカバーに若干隙間があり、ヘッドライトもやや小さい。

その横の茶色いものはヘッドライトのサイズ感は合っているものの、ライトカバーとライトが一体型のため、造りが粗雑。

 

 

テールランプにしても、とても先進国のフランスの玩具とは思えない。いや、フランスのミニカーは元々雑なものが多いか。メーカー・ブランドはソリドグループのベレム。

6位から上位は皆、ミニカーに関係なく、写真や実車を見て好きになった車ばかりで、私の初代マイカーも含まれる。

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