【「スーパーねこの日」に寄せて】
昨日の2022年2月22日の猫の日はにゃんと、「2(にゃん)」が6つも揃う「スーパーねこの日」だった。それを記念して高知県内、西は土佐清水市から東は室戸市まで、猫島級に野良猫が多いスポットを4ヶ所紹介したい。
但し、各地の猫島の猫とは違い、本土の野良猫は皆、警戒心が強く、猫を飼ったことがない人は、猫に触れることは不可に等しい。しかしそんな人でも触れあえるコツを本文で紹介したい。
(1)美術館横の公園(高知市)
10年少々前、高知県立美術館に行ったついでに、何気なく西の南北に長い公園を散歩していたら、3ヶ所ほどのベンチに何十匹もの野良猫がいた。いや、公園全体なら何十匹どころじゃないかも。餌やり人は若い人から年配者まで複数いる。
猫は皆、警戒心が強いが、どこの野良猫でも2.5m位までは近寄ることができる。近寄ると手持ちのバックから、できるだけ音を立てながら餌の袋を出す。そして小さな容器に餌を小分けにして、いくつか置く。
餌がなくなるたびに補充し、それを繰り返していくと、中には食べることに夢中で、背中を触っても逃げないコも出てきて、段々触れ合えるようになる。
(2)琴平神社駐車場(南国市)
高知市の東に隣接する南国市の独立した小高い丘にある琴平神社は近年、「猫神社」と言われる位、駐車場に野良猫が多い。この駐車場は桜の季節、花見会場となる。
ここの猫の世話人は地権者である宮司だから、誰でも堂々と餌をやることができる。どこの野良猫スポットでも夕方に餌やりが行われることが多いから、餌やり人に触れあえるコツを聞くといい。
尚、もし特定の猫と仲良くなって、貰って行きたいと思えば、宮司に一言断ろう。そうしないと心配するから。
(3)津呂山展望台駐車場(室戸市)
以前、ルパン三世関連の記事で紹介したロボット的廃墟の側にある展望台の駐車場。日和のいい日は、駐車場に沢山の猫が寝そべっているから、観光客は猫を除けながら駐車するほど。
自販機横の物置には、何段にも積み重ねた、発泡スチロール箱の猫ハウスがある。
周辺には河津桜があったように思う。
この展望台は世界ジオパークに登録されている室戸ジオパークのジオスポットの一つで、撮影スポットにもなっている。
猫たちは婦人や女児に対しては警戒心が薄いのか、触れあっている観光客もいた。
(4)四国のみち叶崎休憩所(土佐清水市)
「四国のみち」とは四国自然歩道のことだが、叶崎周辺は車道だから、休憩所には車で行ける。叶崎も土佐清水ジオパークのジオスポットになっている。
ここも地元公認の野良猫スポットで、世話人は漁業関係者の主婦たち。だから餌は魚。それでもカリカリをやると喜んで食べる。
今回紹介した野良猫スポットはどこも県屈指のスポットで且つ皆、周辺に民家はないから、直接人に迷惑がかかることはない。
是非、猫と触れ合い、幸せな気分に浸って戴きたい。尚、南国市には保護猫カフェもあったと思う。私の飼い猫も保護猫。
できるだけ多くの野良猫や保護猫と触れ合いたい、という人は次のバナーをクリックミー。