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場末の飲み屋の酔っ払い程度の「なんでもかんでも言掛り」です。

1週間以上「ゴルフをしない」と忘れますな・大笑

 

GWも過ぎ、なんだか「諸々冴えない」時期ですが・・・毎年の事です。。。

 

GWに買った本。

 

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読み切りました。

大沢さんの「魔女」シリーズ。主人公は「水原さん」。これ以前のシリーズに比べて・・・という批評はしませんが、もう一つと感じる、連作もののあるあるか・・・。それなりに楽しめましたが。

堂場さんの「ラストライン」シリーズの「6作目」なんでしょうが、このシリーズは「0」もあるので7作目。この作品はちゃんと「時間の経過」がなされていて、それなりに面白い。設定も面白いが、主人公「がんさん」の人となりも面白い。という事で、この先が楽しみです。そろそろ「定年」ですから^^;

そして池井戸さんの本は、上下2巻で完結もの。箱根駅伝を「学生連合」という、毎度「議論」される混成チームからみた視点で書かれており、さすが「元・銀行員」という事で、数字などは完璧ですね。

 

これについては、物語と離れますが少々。

以前は、「学連選抜」として、出場できないチームから選手を選抜し「箱根を経験させる」事で、そのチームの底上げなどを目的として走らせておりました。詳しくは忘れたが、いつもまにか「学生連合」と名前が変わり、名前の変更はともかく「記録を残さない」と変更された。そうです、どんな記録や順位でも「公式には残らない」という事で、現在は「最下位」の第一候補。復路は「繰り上げスタート」にならなければ御の字。そんな扱いで、選手のモチベーションも上がるはずがありません。

 

これに対して「やる意味があるのか?」と、何度も議論されましたが、継続しています。以前は、順位はともかく「記録」は残り、区間4位だとか、頑張った選手は、それなりに「評価」されましたが、何がどうして「記録なし」となったのか疑問です。

個人的には「走らせる以上、記録は残すべき」であり、チームとしては叶わなかった「箱根出場」も、例え「例外的」な個人であっても、それなりに評価すべきと思います。

 

箱根駅伝も、どっか「甲子園」と似たようなところがあり、いや「日本的」とでも言いましょうか、何かしらの「特別感」があるもので、改革が叫ばれようが変化を取り入れる事に時間がかかる、そんな「興行」化しています。

 

日本一を決める大会と言いますが、主催は「関東学連」であり、出場校も「関東だけ」です。いよいよ「全国予選」なるものを始まるようですが、それが「成功する」には、10年とかの歳月が必要でしょう。何故なら「長距離の有望選手」は、総じて「関東の大学」に進学しているからで、全国予選をやっても「太刀打ちできない」のが実情だからです。

 

そんな状況の中、記録に残さない「学生連合」を、たかだか1か月の準備期間で走らせるなら、全国選抜の選手も同様には知らせたらどうですか?と、誰か言わないのかね、と。そうやって「助走期間」を持たなければ、いきなり全国予選でも「レベルが違う過ぎる」という事で、出られるチームはあるとは思えず「やっただけ」という、なんでも見られる「アリバイ制度」にしかならないと思うのだが、如何なものか。

 

そんな中で「記録には残らないが」・・・頑張る学生連合チームを題材にした池井戸さんには、何かしらの「変革の要望」があるのではないかと、個人的に感じながら読ませて頂きました。評価は「読んだ人、それぞれ」で。

 

 

さてさて・・・

大相撲は「相変わらず」ですね。初日の「大関以上全滅」も驚くが、二日目に「横綱・大関」の2名が揃って休養。

まあ、体調の事なので仕方ないが、それにしても「力の差」ってのが「地位の差」ほどないのが、今の相撲界。その証拠に、前場所では「新入幕で初優勝」の快挙がなされ、普通「取り組みのない」上位をあてたが、それでも優勝された。理由は簡単で「上位と下位の力の差がなくなっている」という事。特に「横綱・大関」が「強くない」か「故障がち」という事で、まったく「壁にならない」のが実態。

色んなスポーツで同じことは起きてる訳で、ゴルフ特に女子の低年齢化などはその代表格。他のスポーツも然り。という事は「地位」を優先する相撲界は、どうすればいいのか?を真剣に考えないと、いまの形を維持することは難しい・・・と、考えないのが相撲界でしょうから、どうでもいいけどね。

 

まあ、あれだけの「体重」でぶつかる訳で、故障は仕方ないという意見がある反面、相撲界で最初に「身体を中から作る・筋トレ」を取り入れたのが「相撲界を追われた貴乃花部屋」ってのも面白い事。それまでは「ただ稽古し・ただ身体を大きくした」。

デシャンボーが、あれだけ飛ばすために、「まず体を作り、その上で技術を磨いた」というのは、さすがサイエンティストって事で、理に適っている。

 

相撲も、この先「どうやって故障しないか」という課題に、明確に取り組まないと、力士の寿命が短くなるか、横綱在位17場所で休場10場所なんていう、「出ない横綱」を作り出すことにしかならないと思うのだが。そして、あれだけ「貴乃花の休場:を問題視した協会は、今の照ノ富士には言わないのかね?と。まあ、それだけ嫌われた存在だったのでしょうが。

 

そういう面でも、大谷さんは「故障と戦う」為に、色々努力している訳で、それでも故障は起きる。それだけ「人間の体力を越えた力」でプレーしているという事。厳しいものです、超一流は。考えられないでしょ?人間の「骨がしなる」ほど腕を振ってるんだから。故障して当たり前で、最早「折れてもしょうがない」レベル。

 

なんでもかんでも遅れているんですよ、「長期にわたり権力を維持している組織」ってのは。

 

最後にプロ野球。

今年は「日ハムはやる」と言ってたオレですが、どうですか?と。3年目、やっと「新庄野球」が根付いた印象で、野球だけじゃなく、「新庄の人柄」も評価され始めました。野球の技量は折り紙付きながら、何かと話題の言動で「疑問視」する向きもありましたが、現在第二位。首位のソフトには離されてますが、大健闘です。例えるなら「ドジャースにエンゼルスが戦いを挑む」ようなもので、選手の「知名度・総年俸」でも勝負にならないほど違う。そんなチームが、です。

そしてその中に、あれだけ話題となったある選手がいないのも、印象的です。その選手は「清宮選手」。色々と監督からも直接指導を受けたようですが。。。

 

昨年、大活躍で代表入りは当然と言われた「万波」選手も不調で、松本選手も本調子ではない。がしかし強い。先日は「伏見選手」の起用、そしてその後のSNSの書き込みでも「新庄さすが」や「涙出る」と言われた心も持ち合わせた監督。そりゃ、勝ってほしいでしょ。いや、勝つでしょと。

 

それに対して、予想以上の成績なのがジャイアンツ。オレの目も「節穴」かと思いましたが、そうでもないようで・・・と、負け惜しみを言っときます。

その理由は、現在2位とは言えセリーグは大混戦。首位から最下位まで3~4ゲームしか差がなく、例えばジャイアンツと最下位のヤクルトで3ゲーム。3連勝・3連敗で並ぶ計算です。要は「どっかが強い」という判断は、現状できないという事です。

もう一つは、相変わらず「ベテラン」起用で「勝っている」というか「凌いでいる」現実。監督が変われど育成は進まずで、せっかく起用した若手も「少々打てない」とすぐ降格。

先日も「小林」のホームランでやっと勝ったが、あれだけ打てない、言い換えれば「お客さん」に打たれたピッチャーが悪い。そりゃね、どんなに打てない選手でも「バット持って」立ってるのだから、たまには打つでしょ。オレの記憶では「バットを持たない」でボックスに入ったのは、あのミスターだけですから・大笑

ま、「敬遠濃厚」だったからですが、さすがに審判に注意されバットは持ったようですが^^;;

 

とにかく「打てない」。なので、先行されると厳しい。先発が「3点以上」先にとられると、一気に勝率が下がる。なので、強い訳じゃなく、なんとか凌いでいるのが現状。これの状態はまだまだ続きます。どっかのチームは「突き抜けない」内は、混戦状態です。力関係は確定しておりません。

 

そして・・・

筒香にも、やっぱり断られましたね。ここ10年、FAの目玉選手や、欲しい選手に何人断られたでしょうか? 丸以降、どうですかね?。昨年の近藤選手などは、はなから「ジャイアンツ」は候補に入らなかったとか。。。それが何を意味するのか? 考えてますかね球団は。

 

まあ、理由は色々でしょうが、ここでも政治と一緒です。

自民党がダメでも変わりがいない。ってのは、組織を腐らす意見でしかなく、自民党がダメなんだから、どこがやっても一緒。一度やらせてみれば?でなければ、人は組織は成長しません。自民党に「渇を入れる」なんてのは、驕った意見だと知るべきです。

ジャイアンツも一緒です。同じ「打率250」なら、若手を使う。成長が期待できそうな選手に経験させる。じゃなければ、組織は成長せず、結果も期待できません。ベテランは「困った時」だけでいいんです。今しか出来ませんよ、若手で勝負は。何故なら「どっかのチームが走り出したら」焦ってできっこないのですから。混戦の今がチャンスなんですが・・・見誤る。

ベンチ入りメンバーを見ても、例えば「左の代打の切り札」になりそうな選手は皆無です。ピッチャーばかり多く入れて、あとは守備固めか?という選手構成です。こうなれば「後半勝負」で勝てるはずがないのです。

 

大組織はみんな同じようなものです。今の組織を維持するための政策は出ても、改革する気には一切ありません。なので、金も問題も「改革する」ような政策にならなくて当然なのです。

 

諸々「金属疲労」が出ている訳で、そこにメスを入れなければ何も変わらない。変わったように見えるだけの「骨抜き政策」で、何も変わりませんよ。いう事は「時代に対応し」なんてお題目だけで、所詮は「利権維持」。こうなれば、おなしな輩で出てきても、必然かもしれませんね。

 

 

最後に・・・

いつも言いますが、だからオレは思うのですよ、何事も「教育」なんだと。教育が等しく行き渡り、飯が腹いっぱい食える世の中であれば、犯罪も減るんです。戦争も起きないんです。いや「今より確実に紛争は減ります」。誰でも「努力に見合う」結果が手に入るのなら、言われなくても努力するんですよ、全部じゃないが。それがないから「世の中が荒ぶ」。

 

体制を守るのが保守思想であれば、その有効手段はそういうころからのはずなんだが、こういう事を言うと、やれ「左のバカ」だの言って議論は避けるし、どうにも目先の金に固執し過ぎだな。小金持ち連中が・大笑

 

差別的な批判もいいが、今の枠組みの中で小銭を稼いでいるだけでしょ?今のネット長者連中も。

例えば、批判されようがイーロンマスクくらい稼いでから、偉そうに語れって事ですよ。少しは世界のスタンダードが変わるくらいの「業績」を見せてから言えって話ですよ。

 

GAFAの何がすごいか、イーロンの何がすごいか。彼らは、単に「稼いだだけ」じゃないんですよ。新しいスタンダードを作り出した、だから凄いんです、稼げるんです。

アマゾンが何を変えましたか? グーグルが何を作り出しましたか?・・・EV自動車の地位をどれだけ上げましたか?

 

そういう事ですよ、成功者・成功企業ってのは。

要は、「革命」であり「思想」なんです。少し金持ったからって気に入らない人を批判する時間があれば、絶えずイノベーションを模索する。偉そうにするのは、誰よりも稼いでからで充分なんです。それが世界の成功者達です。

 

ま、所詮「小物」だからね。