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場末の飲み屋の酔っ払い程度の「なんでもかんでも言掛り」です。

先週の水曜日。久々に友人と話す機会があり、その友人は「片手シングル」で今でも競技に出続けるアマチュアな訳ですが・・・当然のように「ギアにも煩い」。

自宅の倉庫の2階を「練習場」に改装して使ってるくらいですから、練習も豊富でとにかく上手い。オレの知る限り、間違いなくトップアマ、昨年の「関東ミッド」の予選はメダリストでした。

 

まあ、色々話して当然「飛距離」になる訳です。彼は今でも280を超える飛距離があり、プロとやっても遜色ない飛距離があります。例えの通り「プロ」とも親交があり、アマでも「大学生」とかそういう人とラウンドしてる訳で、「実情」を詳しく知る、そんな友人です。なので、オレも自然と?飛距離に限らず「実情」を知る訳で・・・という事です。

 

そんな話の中で、話題の中心は「これから発売されるドライバーの評価」について。ご存じの方も多いでしょうが、メジャー3メーカーだけでなく、各社「飛ぶ」を売り文句の新商品が出る訳です。そこでこの友人、馴染みのショップに自前のシャフトを持ち込んで、全部試打してきたと、そういう事です。

 

結果は・・・

総じて「低スピン」。所謂ドロップヘッドと言われるもので、スピン量を押さえて飛ばす、全部そうだと。ま、彼の腕ですから信用できる訳です。

んで・・・彼のインプレッションは「計測装置のみなので実際にはわからないが、スピン量が少なすぎる」という事です。結果「少なすぎて飛ばない。もっとヘッドスピードがあれば別だろうが、数値では飛ばない」だそうです。簡単に言えば「ヘッドスピードが42~43程度のアマで、飛ぶようになるか?は疑問」ということ。

 

ちなみに、彼の計測値は「2000を切る」。驚きですね、2000ないってのは。一般的に言われている事としてですが、ヘッドスピードの遅い、例えば40出ないようなゴルファーの理想値は2700程度。アマでもヘッドスピードの速い45~の人で2300程度が、飛ぶスピン量と言われております。そんな中で2000以下。彼の言う通り「実際のボールはわからないが、計測装置で見る限り、球が伸びない」ようです。

 

ちなみに、彼の場合で言えば「エースドライバーで290y。それが280y飛ばない」と言う事のようです。なので、「この10yは大きい」という事で、新商品は導入しないという事です。がしかし、という事で「対応するシャフト」でも出れば考え方も変わるのでしょう。ちなみに、中では「スモーク」が一番いいかな?だそうです。

 

これは、新しいものを批判する訳ではなく、これが実態だという事です。スピン量をここまで落とせる「技術」が開発されたが、それがそのまま「飛距離に直結するか?」は、見極める必要があるという事。また、「プロ支給品」は「ほぼほぼプロトタイプ」であり、市販品のそれとは「別物」って事も考える必要があります。更に「そもそもヘッドスピードやミート率」が違いすぎるという事もあります。更に、シャフトやボールに至るまで「条件がアマとは比較できるものではない」という事です。

 

簡単に言えば、ロストボールでスピンのかからないボールをドライバーを打った時、球が上がらずドロップしていく、そんな状態が起きやすいのでは?という事。なので、確かに「ヘッドスピードの速い」人には「飛ぶクラブでしょうが、ヘッドスピードの速くない人には、それほどの効果はないと、そういう事でしょうか。

 

ま、「何を使っても変わらない」と感じるようになったオレは、まず買う事はないでしょうが、検討中の方はご参考までに。

ちなみに、計測装置も「店によって」という事もありますので、その辺は慎重に。安くないものですからね。

 

 

ちなみに、彼の今のエースドライバーは、オレのドライバーの1世代後のモデル。あまり使ってる人はおりませんが、このメーカー、いいのですよ、諸々。名前は書きませんけどね、宣伝する訳じゃないので・笑

 

しかしねぇ・・・

同い年で「かたや当たれば290y」「オレは当たっても230y」。。。この差はねぇ。。。

新しいものに「縋りたくなる」アマの気持ちは、よくわかりますね・笑