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中国工場品質管理コンサルタントが
中国の実状をお伝えしています。
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※中国工場・品質改善/生産革新セミナーのご案内
日時:2019年7月4日(木)10:00~17:00
場所:北とぴあ 803会議室
(JR王子駅 徒歩2分、地下鉄南北線王子駅5番出口直結)
講師:根本 隆吉(KPIマネジメント株式会社代表取締役)
中国工場・品質改善/生産革新セミナー
「中国工場の品質管理/改善と生産性改善の進め方」
~中国工場品質管理・取引先指導・生産性向上のポイント~
~中国人を理解するための異文化コミュニケーション~
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■ 中国製機械を購入する際のチェックポイント!! ■
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中国工場・品質管理関連のセミナーを継続して実施していますが、受講者の方からの質問で最近多いと感じるのが、
「中国メーカーの設備を購入することを検討しているが、どのようなことに気を付けたらよいか」
と言う内容です。
わたしは設備に関して門外漢と言う訳ではありませんが、設備調達のプロという訳でもありません。ですので、これらの経験がある知人友人にいろいろ教えてもらい、質問者の方にとって有効な指針となるような情報を提供できるように努めました。
自社製品に使う部品や材料だけでなく、その生産に使う設備・機械も日本製から中国製にシフトしてきています。その理由は明快で、価格が日本製に比べて格段に安いからです。
中国メーカーの設備・機械の信頼性に不安を抱きつつも、価格の魅力に導入の検討をしない訳にはいきません。ただ、可能性のあるリスクについて事前に情報を得て、少しでもそれを軽減したうえで購入したいと考えているのです。これは当然のことです。
中国メーカー製の設備・機械は、日本製のものに比べ信頼性が劣り故障が多いのは事実です。先ずこのことを念頭に置いて、どのようなことに注意すべきかを考えます。
(1)アフターケア
故障が多ければ、それへの対応、つまりアフターケアがとりわけ重要になってきます。どの程度アフターケアをしてくれるのかをしっかり確認します。しかし、メーカーはいいことしか言わないと思うので、可能であればユーザーを教えてもらい、そのユーザーに聞いてみるのが一番です。
(2)自社での修理対応可否
アフターケアは問題ないレベルと確認できたとします。次に考えるべきことは、自社で修理対応できるかということです。「機械の故障=生産停止」ですからすぐに修理が必要です。このときにメーカーを呼ぶのではなく、ある程度は自社で修理対応できることが求められます。自社にそのスキルがあるのかについてもきちんと見てください。
また、修理の際に必要な部品は容易に入手可能であることも大事です。もし、メーカーからしか入手できないものがあれば、入手にかかる日数や予備を持つことの必要性も検討します。
(3)会社の実績と継続のチェック
中国設備メーカーとしての実績も事前に確認します。会社の継続年数や購入しようとしている設備の販売実績が十分あることは必須でしょう。加えて日系や欧米系企業への販売実績有無も確かめます。
会社の継続性は重要です。中国では儲かると思えば、すぐに新規参入してきますがダメなら撤退も早いですから、継続してその事業をやっていると言うことが、会社としての信頼性につながってきます。
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