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■ 品質改善のためのデータ分析が出来ない?! ■
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品質改善はどの工場でも大きな課題として取り組んでいると思います。日系の工場でも日本人が主導するのではなく、中国人スタッフに品質改善の取組み方を落とし込んでいるところは少なくありません。
工場の品質が一定程度のレベルになったのであれば、次のステップとして中国人スタッフによる改善を進めることが重要であることは言うまでもありません。
目先不良が多発している、特に顧客クレームが多発している工場では少し取り組みが違ってきます。中国人スタッフによる改善を進めるというような悠長なことは言っている余裕はないはずです。
このような状況の場合、形振り構っていられませんので、出来る日本人が自ら改善を進め、不良の発生及び流出を止めなくてはなりません。
ある工場で中国人スタッフに品質改善をテーマとして自社製品のひとつを担当させました。QCストーリーを教え、それに基づいて進めるように指示ました。
先ずは不良データの収集と分析です。担当した製品ではどんな不良がどのくらい出ているのかを見ていきます。そしてどの不良を潰して改善するのかを決めていくことになります。
みなさんお判りの通り、この場合ですとパレート図を使って状況を把握し、取り組みの優先順位を決めていく訳です。ところが中国人スタッフは円グラフを使って報告してきました。
当然パレート図を使うものと上層部は思っていたようでしたが、中国人スタッフはパレート図自体を知らなかった、そして、こういう場面でそれを使うということも知らなかったのです。
知らない中国人スタッフが悪いのでしょうか。そうではありません。教えられていないことは知らないし出来ないのですから、教えていなかった上層部が悪いということになります。
上層部は、円グラフではなくパレート図を使って再度分析するように指示しましたが、パレート図の見本は見せたものの書き方は教えませんでした。
案の定、作成してきたパレート図は、正しいものではありませんでした。比率の高い順番に並べていませんでした。
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