中学受験算数専門
プロ家庭教師の安浪です。
今日から共学。
共学の悩ましい所は、
男子と女子で偏差値が違う所。
この格差(!?)を
見てみましょう。
○首都圏模試センター
筑波大附属 男71 女72
慶應中等部 男69 女73
早稲田実業 男70 女71
慶應湘南藤沢 男70 女70
渋谷教育渋谷 男66 女67
青山学院 男65 女67
○四谷大塚
筑波大附属 男67 女70
慶應中等部 男65 女70
早稲田実業 男63 女68
慶應湘南藤沢 男64 女67
渋谷教育渋谷 男60 女65
青山学院 男56 女65
○SAPIX
筑波大附属 男61 女61
慶應中等部 男59 女62
早稲田実業 男56 女59
慶應湘南藤沢 男59 女62
渋谷教育渋谷 男60 女56
青山学院 男50 女55
○日能研
筑波大附属 男66 女67
慶應中等部 男65 女69
早稲田実業 男64 女66
慶應湘南藤沢 男63 女67
渋谷教育渋谷 男59 女63
青山学院 男58 女62
これもひとえに
共学といえど
女子の募集人数の方が
圧倒的に少ないため。
男子は特だなぁ
さて、今日は
筑波大附属中学。
ここは試験科目が
国・算・理・社・音・図・家
体育の実技
と8科目。
さすが国立です。
算数だけを解くことに
意味があるのか・・と
思わずにはいられません。
夫 「何分で何問?」
私 「50分で大問10こ」
夫 「げっ!マジで!?」
私 「いや・・ちょっと待った!!
社会と合わせて50分だって!!」
夫 「ま~じ~でっ!!」
社会は大問7つ。
ということは、
算数に割ける時間は約30分。
大問1つに3分、
問1は小問が7つあるため
それぞれ25秒で解かねばなりません
いつも時間の足りない夫は
はたして点が取れるのか。
制限時間は30分にカット、
問1は小問7つ、
残り大問というほどではない
中問9題。
【共通見解】
○悩んだらアウト。
○難問はない。
【私】
○問1
小学校算数と受験算数の
一行問題。
○問2
数の性質。
受験算数の頻出タイプ。
○問3
平面図形。
基本レベル。
○問4
速さ。
かなり簡単。
○問5
グラフ。
面白いね。
○問6
場合の数。
かなり基本問題。
○問7
数の調べ。
受験算数を知らなくても
楽しんで解ける。
○問8
立体の展開図。
こういう勉強って
必要だけどしないよなぁ・・
○問9
立体図形。
基礎~応用の定着度を
はかるのに良い問題。
○問10
国立らしい立体の問題。
【夫】
なんとサクサク解いていた!!
その理由は・・
○方程式が必要そうな問題は
全て飛ばした。
○難問はない。
○早慶・JGとは違う
処理能力が必要。
【最後に】
筑附は
一瞬でも手が止まったらアウトです。
私「全て問題を見られたなんて
今までと別人みたいじゃん」
夫「今日は点を取りにいったからね」
いつもは点を取りにいっていないのか・・
という疑問は置いておいて、
やはり東大生、
点の取り方は良くわかっています。
難問・奇問はなく、
処理能力といっても
早慶・JGほど個性や骨はないのですが、
問題を読んで瞬時に解き方が
思い浮かぶ必要があります。
そのためには
自分の中でかなりの「余し」
つまり、
応用~発展レベルで
相当の力をつける必要があります。
夫 「ここは
頭の回転が速くないと
厳しいね」
私 「そういう子ばっかり集まったクラスって
ある意味怖いけど」
夫 「中学入試で
処理能力の高い子を集めて
中学校生活で思考力を鍛えていくんだろうね」
私 「しかも、今はないけど
受験するために抽選があったんだよ」
夫 「運の強さまで試されるのか!!」
さて、明日は
慶應中等部です。