中学受験算数専門
プロ家庭教師の安浪です。
今日はフェリス女学院。
日本初の女子校として
有名です。
偏差値表では
超難関校群に次いで
難関校に位置します。
お世話になっている方が
毎日新聞の週刊エコノミストに
「日本の名門高校」という連載を
スタートされますが、
先日、その方とお花見を
ご一緒させて頂いた際
「女子校の中で
最も名門といえばどこですか?」
とお聞きした所、
「そりゃフェリスでしょう」
とのお答えでした。
さて、名門フェリス。
どんな問題が楽しみです。
制限時間45分。
問1は小問5問、
大問4題。
【共通見解】
○難問づくしではないが、
基礎のみでは厳しい。
○一目で解法が思い浮かぶ位
演習(中~難レベルの小・中問)に
数多く当たっておくべき。
○超難問を勉強する必要はない。
【私】
○問1
難問はないが
ちょっとコツがいるものもある。
○問2
速さと比。
これはかなり簡単。
○問3
数の性質。
平方数とそれ以外に
すぐに分類できるかが鍵。
この辺り、結構子どもは
すぐ忘れる。
○問4
平面図形。
よくある等積変形だが、
これも結構忘れる子が多い。
○問5
容積の問題。
簡単そうで
意外にそうでもないのかな?
【夫】
○時間が足りない。
問1だけで20分近く使ってしまった。
○豊島岡のように
基本だけでは進めにくいと感じた。
○早慶・JGのように
算数ならではの解法を把握していないと
時間的に厳しい。
【最後に】
問1で20分なんて
受験算数ではありえません
私 「どの問題に時間がかかったの?」
夫 「強いて言えば(4)」
私 「これはつるかめ算+仕事算で
サクッと解けるよ。
一体どうやって解いたの?」
夫 「方程式」
・・で、解法を見てみると
式がズラズラズラ
毎度のことながら、
どうもつるかめ算に
時間がかかるようです。
問3の
平方数云々も
全然わからなかったようです。
この辺りは
受験算数を勉強しないと
たしかに厳しいかも。
夫 「今まで色々解いてみて、
中学校の傾向が
3パターンに分類されるとわかった」
曰はく、
○筑駒・御三家のように
算数も数学もいらないタイプ
○早慶・JGのように
受験算数でスマートに解くタイプ
(方程式では無駄に時間がかかるor解けない)
○武蔵・豊島岡のように
算数でも方程式でも解けるタイプ
私はこの業界が長いので
数学的に解くという発想そのものが
なくなっており、
この意見はかなり新鮮
ご家庭でお子さんに
算数を教えていらっしゃる親御さんに
心にとめて頂きたい分類です
さて、明日から
共学です
夫 「灘は?」
私 「首都圏の共学が
終わってから!!」