過去問⑮ H22フェリス女学院 | アッサンブラージュな日々

アッサンブラージュな日々

一日も人生も全て色々なものの積み重ね。
日々の発見、学び、息抜きなど、気負わず書きとめています。


中学受験算数専門

プロ家庭教師の安浪です。


今日はフェリス女学院。



日本初の女子校として

有名です。



偏差値表では

超難関校群に次いで

難関校に位置します。



お世話になっている方が

毎日新聞の週刊エコノミストに

「日本の名門高校」という連載を

スタートされますが、

先日、その方とお花見を

ご一緒させて頂いた際



「女子校の中で

最も名門といえばどこですか?」



とお聞きした所、



「そりゃフェリスでしょう」



とのお答えでした。



さて、名門フェリス。

どんな問題が楽しみです。



制限時間45分。

問1は小問5問、

大問4題。



アッサンブラージュな日々
               (出典:声の教育社)



【共通見解】


○難問づくしではないが、

基礎のみでは厳しい。


○一目で解法が思い浮かぶ位

演習(中~難レベルの小・中問)に

数多く当たっておくべき。


○超難問を勉強する必要はない。



【私】


○問1

難問はないが

ちょっとコツがいるものもある。


○問2

速さと比。

これはかなり簡単。


○問3

数の性質。

平方数とそれ以外に

すぐに分類できるかが鍵。

この辺り、結構子どもは

すぐ忘れる。


○問4

平面図形。

よくある等積変形だが、

これも結構忘れる子が多い。


○問5

容積の問題。

簡単そうで

意外にそうでもないのかな?



【夫】


○時間が足りない。

問1だけで20分近く使ってしまった。


○豊島岡のように

基本だけでは進めにくいと感じた。


○早慶・JGのように

算数ならではの解法を把握していないと

時間的に厳しい。



【最後に】


問1で20分なんて

受験算数ではありえません汗



私 「どの問題に時間がかかったの?」


夫 「強いて言えば(4)」


私 「これはつるかめ算+仕事算で

サクッと解けるよ。

一体どうやって解いたの?」


夫 「方程式」



・・で、解法を見てみると

式がズラズラズラあせる



毎度のことながら、

どうもつるかめ算に

時間がかかるようです。



問3の

平方数云々も

全然わからなかったようです。



この辺りは

受験算数を勉強しないと

たしかに厳しいかも。



夫 「今まで色々解いてみて、

中学校の傾向が

3パターンに分類されるとわかった」



曰はく、



○筑駒・御三家のように

算数も数学もいらないタイプ



○早慶・JGのように

受験算数でスマートに解くタイプ

(方程式では無駄に時間がかかるor解けない)



○武蔵・豊島岡のように

算数でも方程式でも解けるタイプ



私はこの業界が長いので

数学的に解くという発想そのものが

なくなっており、

この意見はかなり新鮮ひらめき電球



ご家庭でお子さんに

算数を教えていらっしゃる親御さんに

心にとめて頂きたい分類です合格



さて、明日から

共学ですニコニコ



夫 「灘は?」


私 「首都圏の共学が

終わってから!!」