一、様々な形態のテレビ番組


テレビ番組と一口にいっても、内容や形態は実に様々。

取材依頼をする前に番組をよく見て予習したほうがいいでしょう。

テレビ番組は、番組各々が独立した会社であると考えてみると

わかりやすいと思います。なぜなら番組ごとに独立した予算があり、

自分たちのターゲットを視聴者として獲得するという方針に沿って取材・編集し、

放送される番組を創っているからです。


そのため、いくら素晴らしい情報でも番組の趣旨・演出方針に

合わないネタは、絶対に扱いません。

つまり、番組の趣旨や方針を理解せずに、闇雲にPR活動を展開しても、

「骨折り損のくたびれもうけ」になりかねないのです。

だから番組内容を理解するということは重要なのです。

私の経験でも、取材依頼された企業にいざ番組から連絡を入れると、
「えっと、お宅、どんな番組でしたっけ?」
との話。こんな信じがたい出来事が度々起こりました。

これでは、制作者側の心象を損なうだけです。


せっかくのチャンスを逃さないためにも、番組内容はしっかり把握してから、

取材依頼することをおすすめします。
 以下、かなり大雑把ではありますが、民放テレビ番組の種類と

主な放送時間帯をまとめてみましたので、参考にしてください。

  • 1.情報番組
    ・生放送番組が多い
    ・視聴者層が幅広いため扱う情報が多彩
    ・タイムリーな情報を好み放送のタイミングを重視
    ・メイン素材は首都圏に関する情報
  • 2.報道番組
    ・事件・事故など社会ニュースがメイン
    ・放送時間帯により視聴者層が大きく異なる
    ・夕方は主婦層向けに衣・美・食・病関連の特集が多い
    ・夜は働く人向けの社会派・硬派な特集が多い
  • 3.ワイドショー番組
    ・衣・美・食・住・病・遊・健康に関するコーナーが多い
    ・PRの反響が大きい放送の一つ
    ・主婦層に関心の薄い情報には興味を示しづらい
  • 4.バラエティ番組
    ・高視聴率番組が多い(昨今は視聴率が落ち気味で番組により明暗分ける
    ・タレントが主役なので企業情報を扱うようなコーナーが少ない
    →「情報バラエティ番組」などでは、製品情報や企業情報を扱うコーナーあり
  • 5.ドラマ
    ・3ヶ月間の連続ドラマや2時間ドラマの単発ものなどがある
    ・PR活動の場としては、利用手段が限定される
    →小道具(例・ビールや時計など)として商品を「出演」させたり、
  • 施設などなら撮影現場(ロケ地)として利用してもらうことは可能ですが、

    出演させるためのタイアップ費用が発生します。


    二、全国番組とローカル番組


    テレビ番組には、全国を放送エリアとする全国番組と、

    一部の限られた地域でしか放送されないローカル番組の2種類があります。

    全国放送の場合、情報番組・報道番組・ワイドショー番組で放送される内容は、

    一部の例外を除くと、視聴者の反響が大きい首都圏の話題が中心。

    逆に、ローカル番組の場合では、地域密着型の話題がメイン。

    放送地域外の情報は取り上げられにくいと言えます。


    PR活動の対象としては、それぞれ一長一短があります。

    闇雲に取材依頼をするのではなく、あなたの企業や業務などの活動範囲、

    商材の流通範囲を把握した上で、番組を選ぶことをおすすめします。