私が大阪から上京して来て、はや3年が過ぎた。
新宿で始発の山手線に乗って、始発なのに関わらず席も座れない程の人で混み合った車内に驚いたことを、今でも思い出す。
どうだろう、私は東京に馴染めたのだろうか。
別に馴染みたいとは思わないが、馴染めなていないことも少し悲しい。
東京とは本当に大きな街だ。
あらゆる物が揃い、あらゆる人もいる。
一体、東京で手に入らない物などあるのだろうか。
時々、私は物凄い孤独に襲われる時がある。
東京は何でも揃っているが、そのほとんどが私の物ではないと知った時、とてつもない虚無を私は感じてしまうのだ。
私はあと何年生きられるだろう。
東京に何年関われるだろう。
東京は何も答えてはくれない。
