2013年、本はますます必要です!
こんにちは、樺木宏です。
さて、昨年出た本を眺めてみると、印象深かったのは、やはり「働く」をテーマに
した本が多く出版され、かつ売れたことです。
「ワークシフト」(プレジデント社)といった本格的な翻訳本から、
「辞めて生きる技術」(藤井孝一著・フォレスト出版)、
神田昌典さんの「これから10年活躍し続ける人の条件」など、日本人向けの本も多数ありました。
また、「フリーランス」をキーワードにした本や、副業ジャンルの本も、多く出版されました。
このように、昨年は働くことの変化に関する本が多く出たわけですが、
なぜ印象深いかというと、それが普通の人に売れたから。
実はこれまでも、こうした本はありました。
それは、日本の不況はもう長いこと続いていますし、これだけリストラが横行している
訳ですから、将来不安を持っている人も当然多かった為です。
でもどちらかというと、一部の意識の高いビジネスパーソンか、逆にせっぱ詰まった人
向けの小さなマーケット、という印象があったのも事実。
しかし昨年がそれまでと違ったのは、普通の人も買いはじめた、という点です。
これは「世界的な変化」だったということであり、
そして一過性の不景気によるものではなく「地殻変動」だという印象を持ちました。
例えば先述のワークシフトでは、
「2025年には世界中で何十億人もの人たちがミニ起業家として働く」
「垂直の関係を築かなくても、水平の関係を築くことを通じて大勢の人たちの行動を調整することが可能になりつつある」
とあります。
だから今後もし景気が良くなったとしても、あるいは今収入が安定していたとしても、
会社に所属しているだけでは安定しない。
状況自体が世界的に変わってしまうわけですから、準備をしなければいけない、
ということがハッキリしたのですね。
こういわれても、まだまだ正社員というブランドには価値がある現状では、
普通のサラリーマンの人では実感があまり湧かない人も多いのですが、
それは「ゆでガエル」ということなのでしょう。
一方、「著者業」を自分のビジネスに組み込んでいる人たちや、
出版を目指してこのメルマガを読むような意識の高い人からみれば、
それはもうすでに実現していることです。
アライアンスを組み、ジョイントベンチャーを行い、プロジェクト単位で仕事をし、
終わったら利益をシェア、握手して解散。
これはもう日常の風景ですね。
このように情報格差は、いくら本が出ても縮まるどころか、ますます広がる一方、
という印象です。
やはり、まだまだ有益な情報を本として出す、ということは世の中に必要ですね。
今年も、素晴らしいコンテンツをお持ちの皆さんを、がんばって支援しようと思います。