著者としての飛躍のスイッチを入れるボタン
こんにちは、樺木宏です。
さて私は、出版企画コンテストの企画の締め切りが先日まであり、
多くの企画を拝見し、ブラッシュアップとアドバイスの日々、でした。
そんな中読んだ本の中に、今一生懸命企画を考案している皆さんに、ぜひシェアしたいと
思う一節ががあったので、紹介させて頂きます。
その著者は、勝間和代さん。
コンテンツには賛否両論ありますが、商業出版を戦略的に活用し、
著者ブランディングに成功した、という実績には凄いものがありますね。
さて、最近出版された「『有名人になるといこと』という本の一節に、
下記のような箇所があります。
>なぜ無駄打ちになるかというと、それは、「自分が目立ちたい」という視点から展開している
>からです。「仕事仲間の役に立ちたい」「顧客に喜んでもらいたい」という視点が欠けている
>せいではないかと思います。
ここは、深く納得するものがありました。
そして、皆さんにぜひシェアしたいと思いました。
なぜかと言うと、ここに皆さんの飛躍のスイッチを入れるヒントがある、と思うからです。
・著者として必要な力量をすでにもっているのだが、なぜか企画が良くならないケース
・逆に、実績もノウハウも今一つでも、あっという間に出版が決まってしまうケース
なぜこうした差が生まれるか?のヒントがここにあります。
これを具体的に、出版ノウハウとして言えば、
「読者への貢献の気持ち」が欠けていると、訴求が弱くなる
という事です。
例えば、想定読者を1人を特定できるくらい絞り込む、というノウハウ。
これは、頭では皆さんわかっているはずなのですが、企画書にそれを反映している人は、
残念ながら少数派です。
良くあるのが、「30代男性、サラリーマン」のような形。
こうなると、どうしてもターゲットがあやふやになってしまい、訴求が落ちます。
編集者としても、ニーズが確信出来ず,企画を見送る・・・という事になりやすいのです。
これが、「自分の本を上手く書きたい」という意識が強過ぎる為に、
読者への貢献の気持ちが落ちている例です。
ここで必要なのは、もはやテクニックではなく、「心構え」。
本気で誰かを助けようと思って書けば、持っているノウハウは最適な形で、
必ず出てくるものです。
私の印象では、勝間さんはどちらかというと、ロジカルシンキングの理論派、というもの
でしたが、やはりこれだけの実績を持っている方は、しっかり「マインド」も押さえている、
と感心した次第です。
皆さんの飛躍につながる、ご参考になれば幸いです。