応援される著者に共通すること | 樺木宏の1日3分!商業出版ブランディング講座

応援される著者に共通すること


こんにちは、樺木宏です。


以前の記事で、出版をビジネスの一部として考えることで、著者として長く安定して活躍できる

ようになる、という内容をお伝えしました。

出版というと本を出すことだけで満足してしまいがちですが、

メリットを最大限受けとるためには、しくみの一部として考えることが大切なのですね。


さて、私は多くの著者を見てきて、成功している人にはもう1つ重要な要素があると感じています。

それは、「周りの人に支援されること」です。

これは,実感としてもよくご理解頂けると思います。

本を1冊出すだけでも、多くの人が関わっていますし、

出版に限らず多くのビジネスチャンスは人が持ってくるものです。


こうした当たり前のことをあえてここで書くのは、それなりの理由があります。

それは、

「商業出版では刺激が多いので、感情が乱れがちになる」

と言う現実があるからです。

いざ当事者になってみると、予想もしなかった感情の波が自分を襲ってくる可能性が高い。

ポジティブ、ネガティブなもの問わず日頃意識していない自分自身のエゴが、前面に出てくるのです。


例えば、

・執筆のストレス
1つのテーマについて短期間に10万字以上を書く、というのは多くの人が未経験です。
出版決定の喜びと、自分の文章が世の中の目線にさらされる、という不安が交差します。


・企画内容変更に対するストレス
企画は自分の半生の集大成、といった面があり、企画が売れるかどうか、ということに対する評価を、自分自身の人生の評価のように、感じてしまいがちです。


・売れるかどうか、というストレス
出版は自分自身のビジネスに大きな影響をあたえるがゆえに、その成果へのこだわりも
大きくなります。売れない事=低く評価される事への恐れから、急に消極的になってしまう
人も出てきます。


このように、感情の波が大きくなり、変化が起こるのですね。


そうするとどうなるかと言うと、自説に固執したり、攻撃的になったり、と言う事が起こります。

これが先に述べた、「応援される」という事への障害となるのです。


これに対処する為の、即効性のあるノウハウは、実はありません。

その人の「人格」が出てしまうので、小手先ではいかんともしがたいのですね。

編集者の中には、ベテラン著者と仕事をしたがらない人も一定の割合でいるのですが、

その一因はこうした事にあると私は考えています。



応援される著者になる為に、こうした著者の「負」の部分についても、

目を背けず、心の準備をしておきましょう。

その事が、皆さんの「成功」の大きな助けになると、確信しています。