この考え方で採用確度が増す、雑誌と書籍の大きな違いとは? | 樺木宏の1日3分!商業出版ブランディング講座

この考え方で採用確度が増す、雑誌と書籍の大きな違いとは?


こんにちは、樺木宏です。


紙媒体のメディアとして、「書籍・雑誌」はよく並んで使われる言葉ですね。

しかし、著者にとっては、ここに落とし穴があります。

商業出版の書籍と雑誌は、サイズやページ数、発売間隔といった外側だけの違いでは無いのです。

これを知らないと、せっかくの自分の有益な実績や経験が、売れる企画になりません。


では、著者にとって注意すべき違いとは何か?

それは簡単に言えば、

「読者のサイフのヒモの固さ違う」

という事です。

なんとなく情報をまとめただけでは、書籍としては売れない事が多いのです。


その理由は、金額の違いが大きいです。

雑誌であれば、500円前後が多いです。

ちょっと関心を引かれただけでも、暇つぶしだけとしても、払える金額です。

これに対し、書籍の値段は、一般的な4/6判(188×128ミリ)で約1300~1500円します。

これは、ちょっと心のハードルが上がります。

本の無いように、自分に関係が無い部分があったら買うのを控えます。

また、そもそも自分の悩みを解決するなどの、メリットがないと買いません。


もう少し詳しく言うと、

雑誌であれば、自分の読みたい記事が全てでなくとも買います。

雑誌には、第1特集、第2特集という風に特集が組まれています。

その内どちらかでも気になれば、買う事は多いにありえます。

その他の毎回連載のコーナーなどで、読むつもりが無いものがあっても、比較的寛容です。

しかし、書籍では事情が違います。

自分の悩みをズバリ解決してくれそうな本なら思わず手に取ります。

それが自分の関心とズレていたり、総花的で浅く広い印象があると、多くの読者はもう買いません。

「自分の為の本だ」と思わないと、なかなか千数百円は出さないのですね。

ここが、書籍と雑誌の大きな違いです。


つまり、著者として商業出版の書籍を考えるのであれば、

特にビジネス・実用系の書籍は、「ぶらさず、広げすぎない」事が大切です。

その上で、1つの問題解決について約200ページ、10万字書かないと売れない、

という事なのですね。


買う人の意識の違いを知り、書籍としての特性を考えれば、有利になります。

あなたの通る企画になる可能性がまた1つ高まります。

ご参考になれば幸いです。