原稿は最初に書くべきか?というご質問にお答えします
こんにちは、樺木宏です。
よく頂く質問に、
「原稿を書いた方がよいのでしょうか?」
というものがあります。
結論から言いますと、企画が決まってから書く方が良いです。
なぜかと言うと、企画のコンセプトをちょっと変われば、
目次はまるで違ったものになるからです。
そうなると、以前書いた原稿はその分書き直しとなってしまいますね。
例えば、課長向けに、コミュニケーションの本を書いたとします。
もし出版社から、課長向けはありふれているので、ちょっとずらして
部下向けに書けないか?といわれたらどうでしょうか。
これは、著者にとってはチャンスです。
出版社が逆提案すると言う事は,すなくとも前向きに検討してくれる、という事だからです。
しかしもしここで原稿があったら、
「あの苦労した原稿がほとんど書き直しか・・・」
と迷ってしまうかもしれません。
これはストレスですし、思い入れが強過ぎると、せっかくのチャンスを逃すことにもなりかねません。
このように、原稿を最初に書く事は、苦労の割にデメリットは大きいので、あまりお勧めしません。
ちなみに、原稿があっても企画の採用確度は上がりません。
編集者は多忙なので、原稿を事前に全て読むということはあり得ないからです。
そうなると原稿が先にあるメリットとしては、企画がほぼそのまま採用されたときに、
後でラクできる位しかありません。
しかしそのようなケースは、出版がスムーズに決まった場合でも、ほとんどない事は
知っておいて損はないでしょう。
今日のまとめです。
原稿は、企画が通ったあとから書けば十分です。
その方が、メリットが多く、デメリットが少ないです。
ご参考になれば幸いです。