原稿は最初に書くべきか?というご質問にお答えします | 樺木宏の1日3分!商業出版ブランディング講座

原稿は最初に書くべきか?というご質問にお答えします


こんにちは、樺木宏です。


よく頂く質問に、

「原稿を書いた方がよいのでしょうか?」

というものがあります。


結論から言いますと、企画が決まってから書く方が良いです。

なぜかと言うと、企画のコンセプトをちょっと変われば、

目次はまるで違ったものになるからです。

そうなると、以前書いた原稿はその分書き直しとなってしまいますね。


例えば、課長向けに、コミュニケーションの本を書いたとします。

もし出版社から、課長向けはありふれているので、ちょっとずらして

部下向けに書けないか?といわれたらどうでしょうか。

これは、著者にとってはチャンスです。

出版社が逆提案すると言う事は,すなくとも前向きに検討してくれる、という事だからです。

しかしもしここで原稿があったら、

「あの苦労した原稿がほとんど書き直しか・・・」

と迷ってしまうかもしれません。

これはストレスですし、思い入れが強過ぎると、せっかくのチャンスを逃すことにもなりかねません。

このように、原稿を最初に書く事は、苦労の割にデメリットは大きいので、あまりお勧めしません。


ちなみに、原稿があっても企画の採用確度は上がりません。

編集者は多忙なので、原稿を事前に全て読むということはあり得ないからです。

そうなると原稿が先にあるメリットとしては、企画がほぼそのまま採用されたときに、

後でラクできる位しかありません。

しかしそのようなケースは、出版がスムーズに決まった場合でも、ほとんどない事は

知っておいて損はないでしょう。


今日のまとめです。

原稿は、企画が通ったあとから書けば十分です。

その方が、メリットが多く、デメリットが少ないです。

ご参考になれば幸いです。