文章力が無いと本が出せない、という勘違い
こんにちは、樺木宏です。
「文章力に自信がなくて・・・」という方は多いですね。
出版セミナーなどでも、良く頂く質問です。
しかし実は、さほど大きな問題ではないと思っています。
というのは、誤解を恐れずいえば、
「文章は書けなくとも本は出せる」
からです。
その理由は、
1,自分で書かなくてもよい
2、ハードルを高く考え過ぎている
の2点です。
1について言えば「ライター」と言われる職業の人がいます。
もちろんこれはビジネス、実用などのノンフィクション分野での話ですが、
もしどうしても自分では書けない、もしくは書く時間がない、という事であれば、
ライターにお願いすればよいのです。
数時間の取材を複数回、だいたい3時間×3回程度受ければ、その会話を元に原稿を書いてくれます。
この際注意しなければいけないのは、そのスキルと得意分野です。
ライターといえども、残念な文章力・構成力の人はいますし、
そもそも著者のジャンルに弱ければ、良い本にはならない為です。
2について言えば、多くの人は文章力のハードルを高く考え過ぎています。
いわゆる文藝作家の名文を、自分に期待してる人も多いです。
ビジネスや実用の世界では、文章はあくまでノウハウを伝えるための手段。
そこに、ものすごく高度な文章力は必要ないのです。
例えていえば、求められるのは、大学教授ではなく、小学校の教師、です。
池上彰さんは、記者として凄いからメディアにひっぱりだこなのではありません。
分かりやすいからです。
そしてそのスキルは「週間子供ニュース」の10年間で培った、とご本人も書かれていました。
このことからも、高度なものよりも、分かりやすさが「価値」という事が、
お分かり頂けることと思います。
今日のまとめです。
文章力は、さほど必要はありません。
書けなければ、プロに頼んでもよいですし、
いわゆる名文を書く力より、分かりやすさの方が大切です。
そうした枝葉よりも、「何をつたえるか」という価値を考える方が、
ずっと大切になります。
文章力がネックで躊躇している方の、ご参考になれば幸いです。