「おまけ・付録」がつく本はなぜ売れるのか? | 樺木宏の1日3分!商業出版ブランディング講座

「おまけ・付録」がつく本はなぜ売れるのか?


こんにちは、樺木宏です。


ここ数年は「おまけ付きの本や雑誌」が目立つようになりましたね。

なぜこんなにも多くなったかというと、売れているからです。

では、なぜ売れているのか?

それは著者を目指す皆さんへのヒントとでもありますので、お話したいと思います。


結論から言えば、「トク」と「ラク」という、欲しくなる2種類のポイント

押さえているから売れるのです。

「トク」とは、「これを買ったら自分にどんな得があるか?」です。

「ラク」とは、「それは本当に自分にも出来るのだろうか?」です。



なぜこの2点がポイントかと言えば、人間が何かを欲しいと思う時は、

動物の脳で考えているからなのです。

動物の脳とは、「大脳辺縁系」とも言いますが、ほ乳類に共通の脳です。

人間の欲求はここが司っています。

モノを買うのに人それぞれいろいろな理由があるでしょうが、とどのつまりは

「トク」か「ラク」のいずれかで、細かい理由は人間の脳で後付けしているだけなのですね。


例えば、ブランドの小物がついている雑誌やムック。

これは、明らかに「トク」です。

「たったの数百円や千円程度で、ブランドのバックがもらえた上に雑誌も読める」

ということですね。


または、百万部を超えた「巻くだけダイエット」などの本。

これは「ラク」です。

心の中では「時間をかけて本を読まなくても、運動しなくても、これを巻けばやせられる」

と思ったから売れたのですね。


私も最近出た健康本で、付録にボールをつける提案をしました。

100歳まで歩ける!クノンボールエクササイズ ─「1日5分」で健康長寿【特別付録:クノンボール.../久野 信彦

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この本は売れています。

上記の理由を考えれば、それも納得ですね。


もちろん、ただ単にボールをつければ良いと言う事ではありません。

この本ではコンセプトやタイトルも考えたのですが、いかにコンセプトを

貫きつつ、「トク」と「ラク」を前面に押し出していくか、それをどう付録と連動するか、が大切です。

このあたりが分かっていない人だと、変な美容本にしようとしたりするので、注意が必要です。



今日のまとめです。

おまけ・付録の本質は、

「トク」と「ラク」の2種です。

これが訴求できれば、売れる本になります。

これは実は、私がかねがねお伝えしているタイトルを考えるときと全く同じなのですね。

ご参考になれば幸いです。