読者を絞り込みつつ広げる、という矛盾を両立する方法 | 樺木宏の1日3分!商業出版ブランディング講座

読者を絞り込みつつ広げる、という矛盾を両立する方法



こんにちは、樺木宏です。


先日はお茶の水で出版セミナーでした。

出版セミナーをやっていると、何度か同じ内容の質問を受けることがあります。

今日のお題、「読者を絞り込みつつ、広げるとはどういう事か?」もその1つです。

確かに私は、

「読者は絞り込みましょう」といいつつ、

「数が多くないといけません」とも言うので、

一見矛盾しているようにも思えるのですね。


結論から言えば、「深く刺せば、周りの読者も巻き込み広がる」という事になります。

これは説明が必要ですね。


前提として、読者は本を「自分」の為に買いますので、

・自分にどういうメリットがあるか

・それは自分にも出来るのか

という視点です。

しかも、最近は悩みや欲求もさまざまです。

そこで、「特定の悩みや欲求に特化し、メリットを大きく、出来そうに見せる」

ことが大切になります。

これが、深く刺すということですね。


一方、商業出版はビジネスですので、売れなければいけません。

その悩み、「欲求を抱えている読者は、多ければ多いほど良い」わけです。

もしそこが少ないようだったら、広げるか、対象を変えるかしなければいけません。


この2つの要素「深く刺す」と「広く・多く」を両立するにはどうすれば良いか?

その答えが、冒頭に書いた「深く刺せば、周りの読者も巻き込み広がる」という事です。

まず、一定数の読者数が見込めることは前提です。

一般書での1つの目安としては、100万人程度でしょう。

最初から人数が多いと分かっているテーマを選ぶことが大切です。


その上で、深く刺すことで両立が可能です。

例えば、以前私が支援した企画に、老人向けの健康本がありました。

それは老人向けに特化したタイトル・内容でした。

しかし、実際には老人にも売れましたが、その子供の世代にも売れました。

「老化防止」というテーマに特化し深く刺さった為、本人だけでなく、

「親に老いて欲しくない子供世代」にも刺さった
のですね。

これが、深く刺す」と「広く・多く」を両立するという事です。


今日のまとめです。

読者を絞り込みつつ、広げましょう。

深く刺せば、周りの読者も巻き込み広がります。

この考え方を活かして企画を考案すれば、あなたの著者デビューの確率が上がります。

ご参考になれば幸いです。