2011年、出版成功への傾向と対策とは? | 樺木宏の1日3分!商業出版ブランディング講座

2011年、出版成功への傾向と対策とは?

こんにちは、樺木宏です。


出版社から見て、どんな企画がもとめられているのか? 今のトレンドは何か?

というのは、著者としては気になるテーマですね。

今日は最近の出版事例の中から、傾向と対策をシェアさせて頂きます。



過去何度かお伝えしましたが、初めて本を出す著者は、切り口勝負です。

つまり、ただ有意義なだけではなく、切り口の面白さという、プラスアルファが求められる

という事です。

そしてこの要素は、今後ますます重要になるでしょう。


なぜなら、出版点数は今後減少に転じるからです。

今までが、1種のビジネス書発刊バブルだったとも言えます。

つまり、出版業界のトレンドとして、クオリティに対する要求度が、

今後上がって行くという事です。

初めて本を出す人はもちろん、すでに出している人が、何冊も出し続けて行く上で、

「切り口勝負」は避けて通れない道と言えます。


ではどうするか?

1つは、ギャップをつくることです。

弱みだと思っていたものは、強みである事が多いのです。

それは、自己開示による読者の共感を呼ぶからですし、

また、過去と現在の落差は説得力を生み、著者としての資格を強めるからです。

これについては、塾でもお伝えしていますね。


そしてもう一つは、類書よりさらに質の高い企画にすることです。

正面から質で勝負して勝ってしまう、とも言えます。

「そんな事ができるのか?」

「ものすごい実績が必要ではないのか?」

と思われるかもしれませんが、かなりの部分、知的生産のスキルで補完が出来ます。


具体的には、読者にとってより再現性の高いノウハウにするという事です。

例えば、業界が違った場合、もう参考に出来ないのでは再現性が高いとは言えないし、

読者の範囲も狭まる。そこで、事例からエッセンスを抜き出して抽象化し、

「○○ステップ」のように法則化すればよいのです。

こうする事で、読者にとってより再現性の高いノウハウになると同時に、

多くの読者を獲得できるようになります。

逆に、事例とそれに対する解説を羅列しただけでは、抽象度が低く、

違う業界でも再現出来るノウハウとは言えない、と言う事ですね。



今日のまとめです。

著者として、今後も「切り口勝負」はますます有効です。

その為には、「ギャップ」を作る事、そして「質」を高めること。

上記の「抽象化、そして法則化」は、本の質を向上させる点で、大変有効です。

編集者の評価が高まり、商業出版に成功する確率が高まります。

今後の企画考案の、ご参考になれば幸いです。