ビジネス書視点で見る、童話の凄さ | 樺木宏の1日3分!商業出版ブランディング講座

ビジネス書視点で見る、童話の凄さ

こんにちは、樺木宏です。


今日のテーマは、「ビジネス書視点で見る、童話の凄さ」です。

結論から言えば、童話は大変勉強になります。

著者を目指す人にとっては、なおさらです。


なぜかと言うと、童話とは、

「高度なノウハウや自己啓発的要素を、分かりやすく例え話にし、かつストーリー化したもの」

だからです。


読者にとってみれば、読みやすく、分かりやすく、しかも長く記憶に残ります。

しかし書く側には、見た目の取っつきやすさとは違って、高度なテクニックが必要です。

本当に伝えたいことを、抽象化して一般的な法則に落とし込むプロセスを経ないと、

童話には出来ない為です。



例えば、桃太郎。

日本人なら誰でも知っているストーリーといっても過言ではありません。

が、実はこれはマネジメントの話しでもあります。


・桃太郎=目標を掲げ、チームを引っ張るリーダー

・鬼退治=チームが力を合わせなければ達成できない組織目標

・きびだんご=部下のやる気を引き出す為の報酬

・犬・サル・キジ=それぞれタイプが違うが、得意分野でリーダーを支える部下



つまり、目標達成に必要なのはチームワークと役割分担、そしてそれを支えるモチベーション

だという事が分かります。

行動力と勇気が、困難な目標を達成できる、という自己啓発的な要素もありますね。

このように、童話はただのお話ではなく、教訓を含んだ高度な自己啓発本なのです。


この考えは、いろいろなベストセラーの中に見て取れます。

童話のスタイルに忠実な例で言えば、

ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話/マネー・ヘッタ・チャン

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が秀逸です。


ネーミングセンスの良さと、社会風刺の面白さもさることながら、

金融について実践的な学びが、分かりやすく得られる良書です。

著者を目指す人なら、読むことで企画考案の幅が広がることでしょう。


なお、著者のマネー・ヘッタ・チャンさんは、今月新刊を出すそうです。

マッチポンプ売りの少女 ~童話が教える本当に怖いお金のこと~/マネー・ヘッタ・チャン

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今日のまとめです。

ぜひ、童話も読んでみましょう。

著者の主張は何か?を考えるだけで勉強になります。

さらに自分の企画に活かせれば、「分かりやすく、しかも深い」本になるでしょう。


ひと味ちがった企画をつくりたい方の、ご参考になれば幸いです。