ブラッシュアップで詰まっていませんか?
こんにちは、樺木宏です。
私の経験では、お預かりした出版企画が、最初から商業出版で採用されるレベルだったことは、
ゼロではありませんが、ほとんどありません。
つまり、何度もブラッシュアップを経て、企画を改善していくことで、
多くの方が著者デビューしているのが実情です。
このように大切な企画のブラッシュアップですが、難航するケースもままあります。
その場合いくつかのパターンがありますが、
そのうちの1つが、
著者の中で「何を書くか」が固定化してしまっているケースです。
なぜ「何を書くか」が固定すると、企画の改善が難航するか?
ということですが、それは、
「誰に書くか」と連動しているからです。
もう少し詳しくお伝えします。
商業出版は、「売れる本」である事が絶対条件です。
つまり、自分が書きたいことも大切ですが、それ以上に、
「読者が読みたいこと」に焦点を当てる必要があります。
ブラッシュアップでも、この点を重視します。
例えば、読者ターゲットを変更した方が、より売れる企画になるケース。
読者が変わる、つまり「誰に書くか」が変われば、
当然「何を書くか」も連動して変わらなければいけません。
具体的には、切り口が変わり、伝える順番が変わり、表現や事例まで変わる必要があります。
しかし、ここで自分の書きたい事ありきで、視点が固定化してしまっていると、
変える事が、心理的に難しくなってしまいます。
もしターゲットがプロから素人向けに変えようとしても、伝える切り口や順番、
表現が同じでは、無理が出てきます。
つまり、ブラッシュアップがここで行き詰まってしまうのです。
これは勿体ない話ですね。
今日の結論です。
「何を書くかは」、最初に固定するのではなく、「誰に書くか」に応じて柔軟に考えましょう。
その事で、企画がスムーズに改善され、採用確度が向上します。
ブラッシュアップに悩む方の、ご参考になれば幸いです。