出版でも活きる、好意の返報性ルール
こんにちは、樺木宏です。
このブログを読んでいる皆さんは、ご自身のビジネスをお持ちの方も多いと
思います。
「より多くの自分の商品・サービスを売りたい」
「自分のメッセージを、より広く世の中に伝えたい」
という考えはごく自然な事です。
しかし、逆説的ですが、多く売る事、広く伝える事を望むなら、
一度その考えから離れる必要があります。
つまり、
「まず、自分から与える事」
が必要とされるのです。
これについては、ロバート・チャルディーニの著書、多くのビジネス書の元ネタ
にもなっている「影響力の武器」という本に詳しく説明されています。
彼はこの本の中で、「まず、自分から与える」事が合理的であることについて、
「返報性のルール」という言葉で説明しています。
影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか/ロバート・B・チャルディーニ

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実は、このルールは、商業出版でも大変重要な要素なのです。
読者の期待以上の、満足感を与える事ができれば、その著者は成功します。
例を挙げますと、
・口コミで多くの本が売れ、ロングセラーになる
・本が売れれば出版社からオファーが来るので、貴方のブランディングが促進される
・本を読んだ読者はその満足感から、貴方のファンになる
・ファンは貴方のビジネスの見込み客となり、売上が向上する
ポイントは、読者が払った本代以上の満足を、感じてもらうことです。
最も重視すべきは、読者の感情です。
つまり、真剣に読者に「まず与える」事が出来たら、貴方の著者デビューは
成功といえるのですね。
例えば、「ユダヤ人大富豪の教え」の本田健さん。
無料で小冊子を何十万部も配布した結果、ベストセラー著者としての地位を確立しました。
例えば、「鏡の法則」の野口嘉則さん。
本の内容を発売前に、全部Webで公開しました。その結果、その本は100万部を越えました。
これらの事例を見る限り、世の中「与えたモノ勝ち」と言えるほどです。
逆に言えば、自分の主張、自分のビジネスの都合など、「自分」ありきで
出版を考えてしまう事は失敗につながります。
例えば、何か高額な商品・サービスを売っている場合、そちらをメインに考えてしまい、
本をその商材の劣化版として考えてしまう事は、ありがちなミスです。
こうした場合、まず企画が通る事はなく、たとえ通ってもファンが増えないので、
ビジネスに好影響を与える事は、まずありません。
今日のまとめです。
著者は、まずは自分から惜しみ無く与えましょう。
「こんなに出してしまってもいいのか?」
と思うくらい出してしまえばいいのです。
その事が、あなたの著者デビュー、そしてその後の経済的成功を近づけます。
商業出版でビジネスを飛躍したい方の、ご参考になれば幸いです。
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