多忙で時間が無いビジネスパーソンが、スムーズに企画書を書くヒント | 樺木宏の1日3分!商業出版ブランディング講座

多忙で時間が無いビジネスパーソンが、スムーズに企画書を書くヒント

こんにちは、樺木宏です。


今は時期的に出版企画の講評をする事が多いです。

そしてこの時期、多くの方が悩まれるのは、

「時間が足りない!」

という事です。


ご自身のビジネスをされながら、時には本業と週末起業を掛け持ちしながら、

商業出版の企画を考えるというのは、確かにハードワークですね。

今日は、そんな時間のかかる出版企画が、スムーズに進むヒントをお伝えできればと思います。



よくある悩みのパターンに、

「書きたいジャンルは決まったし、自分の強みも知っている。でも、どのように書いて行けばよいのか分からない」

というのがあります。

こうした場合は、想定する読者を、早めに絞り込んでしまいましょう

なぜなら、読者が決まらなければ、方向性が定まらず迷うからです。



例えば、今話題の「もしドラ」。

正式には「.もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだら」ですが、

著者はこの本を執筆するにあたり、10代の女の子を読者としてターゲッティングしたそうです。


そうすると、どのように書くかが逆算でどんどん決まっていきます。

・ビジネスの知識がまったくない人に伝える→身近なたとえ話→設定は高校の野球部

・日頃本を読まない人に読ませる→ライトノベル風にストーリーで

・マネジメントの効用をかみ砕いて分かりやすく→落ちこぼれ野球部が甲子園に行く内容

・難しそうなイメージを与えない→萌え系のイラストを表紙に



これらの例を見ても分かるように、読者ターゲットを先に決めていなければ、

決して出てこない設定ばかりです。

もしこの著者が、ターゲットが10代の女の子と決めずに、

「ターゲット?う~ん、30代~50代のビジネスパーソンかなぁ」

というような調子で企画を考えていたら、どうなっていたでしょうか?

今あなたの知る「もしドラ」は、決して生まれていませんね。

そして、さんざん時間をかけて考えた揚げ句、平凡なドラッカー解説本になっていた事でしょう。



今日の結論です。 読者を絞り込んで決めましょう。

その決断をしなければ、先に進みません

例え進んでも、訴求の弱い、総花的な出版企画になってしまいます。

結果、さんざん時間をかけた割に、企画は通らないなどという残念な事になってしまいます。

ご参考になれば幸いです。