初めて商業出版したい方が陥りがちなあるワナとは? | 樺木宏の1日3分!商業出版ブランディング講座

初めて商業出版したい方が陥りがちなあるワナとは?


こんにちは、樺木宏です。

今回は、初めて商業出版したいと考えている方には、特に有効なアドバイスをお届けします。


初めて出版企画を考えるとき、あなたは何を参考にしますか?

よくあるのは、日頃読んでいる本などを参考に、自分の企画を考えてしまう事。

身近にあり、親しんだ本を参考にするのは、無理もないのですが、ここに1つ落とし穴があります。


それは、そういった本の多くは、有名著者によるものだと言う事です。

そして、有名著者だから許される出版企画があるという事を、

知らずに真似してしまう事です。

ここを認識していないと、企画の採用確度が大きく下がります


例えば、経営コンサルタントとして、ベストセラー作家として有名な神田昌典さん。

比較的最近の著作では、

「全脳思考」(ダイヤモンド社)

という本を出されて、売れています。

しかしこのタイトルは抽象的です。

このタイトルをパッと見て、

「左脳と右脳を両方活用し、従来とは逆順のアプローチで素晴らしいアイデアを得る思考法の本だな」

とはなかなか分かりませんね。

そして、読者のベネフィットについても語られていないので、読者の欲求をかき立てる要素も弱いと言えます。


それでもこの本が売れているのは、

・神田昌典さんのブランド

・過去の著作からくる信用

・内容の良さで口コミが広まった

などの理由によるものです。ご自身のメディアを通じての販促も大きいでしょう。

つまり、新人が真似してはいけないタイトルなのです。


その証拠に、神田さんご自身も比較的初期の著作では、スタンスが異なります

一例を挙げると、

「あなたの会社が90日で儲かる」(フォレスト出版)

という本です。

読者のベネフィットを全面に押し出しています。

短期間で出来ることを強調しつつ、それを具体的に数字で訴求しています。

また、あなたの会社が儲かる、というメッセージをストレートに出す事で、

読者の欲求をかき立てつつ、読者を絞り込んでいます。


自分のポジションを意識し、考え抜かれたたタイトルですね。


結論です。

初めての本を出すかたの場合は、最初は広げすぎないようにしましょう。

内容の範囲も、読者ターゲットもです。

それは、広くなる分、訴求が弱まるからです。

そこを補完するには知名度や実績が必要と考えましょう。

最初は読者にフォーカスして深く、狭く入り、

著者としてブランディングしたのちに、展開を考えていきましょう。


ご参考になれば幸いです。