印刷用語集【印刷】た 行 | PressbeeのTips【印刷工房プレスビーのハチのブログ】

印刷用語集【印刷】た 行

小ロットのチラシ印刷、フライヤー印刷のプレスビー及び大ロットチラシ印刷のプレスビープロ
印刷用語集【印刷関連】

印刷用語集【DTP】   
印刷用語集【印 刷】 
印刷用語集【製本等】   

た行 (た)

耐光性
印刷インキの色が日光の照射に対し耐える性能のことをいいます。
太陽光や紫外線に晒されると、赤や黄色が消えてしまい、青と黒のみが残った印刷物を見かけられたことはないでしょうか。これは、赤や黄が褪色しやすい性質を持つため、長時間太陽に晒された結果、青と黒のみが残ってしまいます。
雨に対する性能を含めた「耐候性」とは厳密にいうと意味が異なりますが、両者を混同して指す向きも多いことは確かです。いずれにせよ、屋外で使用される印刷物(ポスター等)で取沙汰される性能です。
小ロットのチラシ印刷、フライヤー印刷のプレスビーでお取り扱い致しております「耐久性ポスター」は、合成紙であるユポを使用し、耐光性インキを使用し印刷を致しておりますので、屋外の掲示にもご対応可能です。


耐刷力
刷版が印刷に耐える能力のことです。版寿命ことを指します。
印刷機は紙を1枚、一通り機械を通して排出することを「通し」といいます。通常、薄いアルミ板である版は、ある程度の枚数を刷ると版面が剥がれてしまい、使えなくなります。
商品や内容にもよりますが、だいたい50,000枚通し~100,000枚通し(B4で20万枚~40万枚程度)になると替版が必要になります。
●耐刷性のことに関しましては【替版 】の項目もご確認ください。


耐水性
水に対する対抗性のことをいいます。一般の紙は水に濡れると強度低下が大きいので、耐水性が必要な場合には耐水化剤(ポリアミド樹脂、メラミン樹脂等)を添加することもあります。
「耐久性ポスター」は、合成紙であるユポを使用しており、耐水性にも優れた商品となっております。


大豆油インキ
通常インキが含む石油系溶剤の代わりに大豆油を使用したインキのことをいいます。米国大豆協会(ASA)認定の大豆油インキを使用した印刷物には、「ソイシール」の印刷ができます。
小ロットのチラシ印刷、フライヤー印刷のプレスビー、大ロットチラシ印刷のプレスビープロおいても、使用いたします印刷用インキはすべて大豆油インキとなりますので、ソイシールの表示が可能です。
●大豆油インキに関しましては【ソイインキ 】の項目もご覧下さい。

ソイインキシール

台割り
パンフレット・カタログなど製本を必要とするものを印刷する場合、数ページまとめて印刷しますが、この時の1台(表裏とも印刷され、折り畳まれる前の1 枚)毎のページ割り、見開きの関係を表にしたものをこう呼びます。ページをまとめたものを「台(だい」)と呼ぶためです。普通8ページまたは16ページご とが基準となり、台割りによって全体のページ数などが決まります。単位は「1台」「2台」と呼びます。台ごとに内容などを区別した一覧表を「台割表(だい わりひょう)」と呼びますが、これは刷版前のいわば設計図です。
これを作らないと社内での印刷コスト積算にも影響がでます。
但し、これは印刷・製本上の利便性を考えたものであり、その時々で面付けの方法などは変わります。そのため、小ロットのチラシ印刷、フライヤー印刷のプレスビーでは、お客様による面付けはご対応をご遠慮させていただいておりますのであしからずご了承下さい。
●パンフレットの面付けに関してはこちら もご覧下さい。

台割り

蛇行
巻取りを繰り出した時に、シートの走行が左右にぶれてしまう現象をいいます。巻取側面が不揃いで凹凸があったり、巻きの堅さが不十分だったりした場合、紙 の繰り出し時にかかるテンション(紙の張力)不足でシートが左右に振れることがあります。そのまま印刷を進めても製品として使い物にならないばかりか、印 刷機を傷めることになるので、発見次第、機械を停止します。
蛇行すると、印字位置がずれたり、余白の取り方がおかしくなったりします。
これは、大ロットチラシ印刷のプレスビープロで使用される輪転機のみの現象です。プレスビーは裁断された紙を使うため、蛇行とは扱わず、「見当ズレ」として扱います。
●輪転機と枚葉機についてはこちらこちら もご確認ください。
●見当ズレに関しましては【見当ずれ 】の項目もご確認下さい。

蛇行すると…


タック
「粘着性べたつき」のことをいいます。印刷インキの場合、インキの粘着の度合いをタック№で表示しており、数字の大きいほど粘着性が大きくなります。イン キのタック値が適正な状態をキープできていないと(柔らかすぎたり、堅すぎたりすると)汚れや紙むけが起きる可能性があります。
●汚れに関しては【浮き汚れ 】の項目もご覧下さい。
●紙むけに関しましては【紙むけ 】の項目もご覧下さい。

浮き汚れ


紙むけの種類


脱墨
印刷された古紙から印刷インキを除去することをいいます。古紙を水中に分散させ機械的、化学的処理を行ないインキを除去します。
詳しくは製紙メーカーのサイトをご覧下さい。


た行 (た)

ダブリ
印刷トラブルのひとつで、印刷画線や網点が二重三重にずれて印刷されることです。
●ダブリについては【オフセットダブリ 】の項目もご確認ください。
オフセットダブリ

タブロイド判
新聞や情報誌で使われる用紙サイズ。546x813mmが基準サイズで、これ以外にいろいろ変形サイズが存在します。
大ロットチラシ印刷のプレスビープロでは、D版としてD3サイズ(406mm×545mm)とD4サイズ(272mm×406mm)のチラシをご提供させていただいております。(化粧断ちのデザインは不可になります。)
通常のB版チラシの中に折り込まれても、サイズが大きく、目立つことが可能です。興味がおありの方はお問い合わせくださいませ。
B4とD4の比較


た行 (ち)

地合い
紙を構成している繊維組織の均整の程度のことをいいます。
紙を透かしてみて部分的にも薄厚のムラがなく均整のとれた抄き上がりのときに「地合がよい」などとして使われています。


チョーキング
印刷トラブルのひとつで、印刷面が乾燥したあとでもインキを触ると、簡単にこすれ落ちてしまう現象です。
インキ内の凝固成分が髪に吸収され、インキの顔料分だけが紙の表面に残ってしまうために起こるトラブルです。
●インキの成分に関しましては【樹脂型インキ 】【大豆油インキ 】の項目もご覧下さい。
インキの成分


蓄光印刷
光を蓄える性質を持つ顔料を使用した特殊インキを用いて行う印刷のことです。よく「夜光」とも言われます。
蓄光部分以外はオフセット方式で印刷し、蓄光部分を線画又はベタとして別に1版作り、シルクスクリーン方式で印刷します。
光を吸収し、暗くなるとエネルギーを発光する性質を利用して、星などを表現する時に用いられます。
最近では、防犯プレートや避難経路などを印刷したもの、緊急時に発光し避難順路を示すなど、その用途は多岐に広がりを見せています。


た行 (つ)

継ぎ目
シートとシートを継ぎ合わせた部分のことを言います。継ぎ手ともいいます。小さな商品でも紙を繋ぎ合わせて作る物には必ずでてくるものです。一般的に「のりしろ」という言い換えを行ったりもします。
小ロットのチラシ印刷、フライヤー印刷のプレスビーでは、ポスターのA1サイズ、大ロットチラシ印刷のプレスビープロでは、D3までのご対応となり、継ぎ目が発生するような印刷物のご対応はご遠慮させていただいております。
お手元で加工される場合は、お客様にて行って頂く必要があり、データについてもご相談頂く必要がございます。

継ぎ目


壺上がり
印刷中にインキが印刷機の壷の中で固まってしまって、ローラーに転移しなくなりインキの呼び出しができなくなるトラブルです。


た行 (と)

特殊印刷
印刷面を擦る芳香効果が生ずるタイプのインキを使う香りつき印刷や、タイルやゴルフボールなど印刷しにくい素材や表面のものに印刷するのが特殊印刷といわれます。
蓄光印刷もこの特殊印刷です。最近では「印刷」の種類も多岐にわたり、むしろ印刷できないものがないくらいになってきていますが、やはりまだ現時点では安価ではございません。


塗工紙
印刷用紙の表面にコート剤を塗布し、圧力によって滑らかにし光沢を出した用紙をのことです。ベースとなる紙の種類、コート剤の塗布量によって、アート紙、コート紙、軽量コート紙に分類されます。
●塗工紙につきましてはこちら もご覧下さい。

塗工紙と非塗工紙


ドットゲイン
刷版への焼き付け具合や、インキの種類、インキの印刷用紙への浸透のしかた等によって、網点の大きさが変化することの総称。実際の現場では単純に網点の太り具合を指して使われることが多くなっています。
●ドットゲインについては【画線太り 】もご確認ください。

ドットゲイン

凸版
代表的な4種類の印刷・版式のひとつで、版の凸部にインキをつけて印刷する様式のことをいいます。凸版の他に、平版印刷(オフセット印刷)、凹版印刷、孔版印刷があります。
凸版印刷には、絵柄が凸状になっている平らな版に一度に圧力を掛けて印刷する平圧式(手きん印刷機)や、版を往復運動させながら円筒シリンダーで印刷を行う円圧式などがあります。
●オフセット(平版)印刷に関しましてはこちら もご覧下さい。

凸版印刷


ドブ
印刷後に断ち落とす余白の部分のこと(化粧断ち以外の余白)をいいます。
印刷される時は、基本的に面付けを行います。その際、必ず出てくる繋ぎ目の余白をこのような言い方をします。


ドライダウン

インキが乾燥した後の印刷濃度が、印刷直後(インキがセットされた状態)の印刷濃度に比べて減少する現象のことを言います。
インキは、刷った直後は水分が含まれているため平滑ですので色も濃く見えますが、乾いてくると成分が紙などに浸透し、平滑性が下がるため、色が薄くなって見えます。
これを印刷会社特有の言い回しで「色が沈む」と言うこともあります。
●インキの乾燥の仕方については【乾燥 】の項目をご覧下さい。

ドライダウン


ドライヤー
印刷インキの乾燥促進剤の総称です。
金属石けん(コバルト・マンガンなど)が使われ、乾燥は早くなりますが、その所要時間は温湿度や紙、湿し水のpHなどに影響します。