人々の大きな悲鳴で 目が覚めた。ベットから飛び起き,窓を開けると,深夜であるにもかかわらず,空には白光が点々とし,いたるところに赤い炎が上がっている。誰かが叫んだ。空襲だ。逃げろ。どこかの国が攻め込んだようだ。どこへ逃げる?ここから逃げようにも交通網は麻痺して遠くには移動できない。歩いて最寄りの学校や病院に避難しようかと考えるが,どこに爆弾が落とされるのか全く予想がつかない状況で,為す術がない。もはや,運に身を委ねるしかないのだろうか。
ここで目が覚めた。怖い夢だった。
ガザ地区やウクライナでは,空爆により多くの死傷者が出ていることが連日伝えられている。空爆の対象には病院や学校も含まれ、多くの民間人がこれまでに犠牲となっている。このような報道が脳裏から離れないのか,今のガザ地区とウクライナの人々の悲惨な状況が夢と重なる。彼らにはこの悪夢のような事態が現実に起きており,どこにも逃げ場はなく,毎日命の危険にさらされている。夢なら早く覚めてほしい。