2024年はアメリカやロシアの大統領選、台湾の総統選等々各国で世界の未来を左右するであろう選挙が実施され、「歴史的選挙イヤー」と言われている。

永田町関係者は、「今年は世界的にも影響のある大規模選挙が行われるので要注目だ。1月13日投開票の台湾総統選では『現状維持』を主張する与党・民進党の頼清徳副総裁が勝利したが、同時に実施された立法院(議会)選では民進党の議席が過半数を割り込み、台湾情勢は不安定なままで,今後もアメリカと中国の緊迫した駆け引きが続くであろう。2月にはインドネシア大統領選挙、3月にロシア大統領選挙、5月中までにインドの総選挙、そして11月に米大統領選挙等々世界中で選挙が行われる。一方、日本では衆議院選挙が行われ、自民党、公明党、立憲民主党、日本共産党の党首が交代する可能性もある。いずれにしても選挙や党首の交代を機により良い政治を期待したいのは当然のことだが、先ずは政府、政治家には、国民の声に耳を傾けるとともに、能登半島地震などの被災地の復興、被災者の救援に尽力してもらいたい。初夢を見た。ロシア・ウクライナ戦争とパレスチナ紛争が終結した夢だった。私のような戦中派は二度とあの時のような悲惨な状況を見たくない。世界情勢が選挙で大きく変わることもあるので、正夢であってほしいものだ」と、「歴史的選挙イヤー」に平和の期待を込める。

世界で大規模選挙が行われる2024年。選挙結果によっては世界の在り方が大きく変わるであろうとも評されている。2024年を象徴するであろう漢字が「和」になるような選挙結果になることを期待したい。