直径427フィート(約130メートル)の小惑星,「2019 OK」が7月25日,地球の約7万2000キロメートルほどの距離を時速8万6千キロで通過したのを,米国とブラジルの天文学者らが発見した。この距離は地球と月の距離の5分の1以下で天文学的に言えば,「ニアミス」だったとのことなのだ。
 今回の小惑星の規模は小さいとはいえ,大量の核兵器にも匹敵し,東京都と同規模の範囲を壊滅させるほどの威力があり,地球に衝突すればいくつもの都市を破壊する能力があったとのことである。
 アメリカ航空宇宙局(NASA)やその他の専門機関は,宇宙のこうした物体を見つけるツールを持っているが,地球に接近する全ての小惑星を追跡するのは難く,この小惑星の接近に気づいた者は誰もおらず,オーストラリアの天文学者マイケル・ブラウン(Michael Brown)氏は,この小惑星が「どこからともなく現れた」と報じられている。
 しかし,実際は安全性を確認の上,地球的なパニックを回避するため,国家機密としてその大きさや進路について,地球のそばを通過する直前まで情報を公表しなかった可能性もある。
 日本のメディアが連日「吉本興業ネタ」を報じている中,私たち人類は「アルマゲドンの危機」に直面していたのかもしれない。結果的には「知らぬが仏」だったのだろうが,地球に激突する可能性があれば,「やっておきたいこと」が皆さんにはあったはずだ。