漫画「うる星やつら」,「めぞん一刻」「らんま1/2」などの作品で知られる漫画家,高橋留美子さんが,24日に開幕したフランス最大の漫画の祭典「アングレーム国際漫画祭(Angouleme International Comics Festival)」で,漫画の発展に貢献した作家に贈られる賞「グランプリ」に選ばれた。
 日本人のグランプリは,「AKIRA」の大友克洋さんが2015年に受賞して以来となる。
 同賞は漫画界の「カンヌ」と呼ばれる栄誉ある賞で,今回の高橋さんの受賞理由を「出る杭は打たれる日本社会で,アウトサイダーや変わったキャラクターを前面に押し出し,彼らにもチャンスがあることを伝えてきた」などと,作品の若者への影響力を高く評価している。
 高橋さんはこれまでの作家活動で約200巻を出版し,2億部以上を売り上げており,世界で最も作品が読まれている作家の一人である。フランス人の若者たちが主人公のコスプレを楽しむ姿をパリだけでなく,秋葉原でも見受けられる。
 欧米ではコメディーの「うる星やつら」や「めぞん一刻」,「らんま1/2」などがよく知られているが,シリアスな「Pの悲劇」や「専務の犬」,「人魚シリーズ」もおススメだ。