フラッシュに掲載された,志位和夫日本共産党委員長「人間・安倍晋三」論!がネットに掲載され,保守系秘書仲間の中で話題になっている。
 フラッシュは表紙がグラビアタレントで目を引く写真雑誌である。そこで,お堅いイメージを持つ日本共産党委員長・志位和夫氏が「人間・安倍晋三」論!と題して語っていたことに全く気が付かなかった秘書もいた。
 志位氏は安倍晋三総理と同年齢,1993年初当選の同期で当選回数も同じだ。
※同雑誌で,志位氏は次のように話している。
 「ひと言で言うと,戦後最悪の総理大臣だと思います。2014年に集団的自衛権行使容認の閣議決定を強行し,2015年9月19日に私たちが戦争法と呼んだ安保法制を強行・成立させました。
 歴代政府は半世紀以上にわたって,『憲法9条のもとでは集団的自衛権は行使できない』ということを憲法解釈として述べてきました。繰り返し,国会でもそう答弁してきました。
 これを1日にしてひっくり返してしまった。つまり,初めて『憲法などくそくらえ』という総理大臣が誕生したわけです。
 憲法というのは,国家権力を縛る,いわば『鎖』です。その『鎖』を平気で引きちぎる総理大臣が出てきた。こんなことをやった人はいない。戦後最悪と言わねばなりません」
 安倍総理とは,1993年初当選の同期で,当選回数も年齢も同じ。だからか,「関係は悪くない」という噂がある。その点を尋ねると,総理と加計学園の理事長との関係が頭に浮かんだのか……。
「特別の個人的な関係というのはいっさいありません。もちろん,ゴルフしたり,会食したりすることもないです(笑)」
 人間的には,総理をどう見ているのだろうか。「かなり辛口ですが」と断わったうえで,こう答えた。
「人間的にも,総理としての資質を欠いていると言うほかないですね。国会での立ち居振舞いを見ていても,著しく品位に欠けます。
 たとえば,閣僚席からヤジる。『早く質問しろよ』と。質問者に対して,恫喝するような発言,軽蔑するような発言も目立ちました。閣僚席からのヤジは,それひとつをとっても内閣総辞職に値するものですよ」
 志位氏が質問に立つと,総理からも自民党議員からもヤジがなく,静まる場合も少なくない。ある自民党の若手議員がその理由を話す。
「志位さんが質問に立つと,勉強になって,正直,感心させられる。だから,ヤジることができない」
 志位氏はどう感じているのか。
「私の質問に対しては,さすがに『早く質問しろよ』とは言わない。一見,神妙に答弁することが多いが,誠実に答えているかというと,そうはいえない。
 困ったことは,噓が平気なことです。たとえば,オリンピック招致の演説で,『(福島原発事故の)状況は完全にコントロールされている』と。
 その種の噓を平気で言う。ここでも総理としての資質を欠いている。そうした問題が集中して表われているのが,森友・加計疑惑に対する態度だと思います」
 2017年2月,森友問題で総理は「私や妻が関係していたということになれば,総理大臣も国会議員も辞める」と発言。その後,森友・加計問題では,官僚による文書の隠蔽,改竄など,前代未聞の事態が相次いだ。
「総理の答弁が真実なら,官僚が辻褄合わせの噓をつく必要はない。私は党首討論で,『噓の答弁に噓で辻褄を合わせる,そんな政治は終わりにすべきだ』と言いました」
志位氏は書記局長時代から,細川護熙氏以降,13人の総理大臣と対峙してきた。うち7人の総理が自民党だが,印象的な人物が2人いるという。
「1人は橋本龍太郎さんです。1990年代後半,私が書記局長の時代に予算委員会で何度も論戦をやりましたが,おもしろかった。とにかく聞いたことに真正面から答える。
  ですから,立場が違うんだけど,論は嚙み合った。しかも,私は国会議員になりたてで,ちょっと強引な質問もあった。それでも質問に嚙み合わせて答えてくれる。先方も私との論戦を楽しんでいた感じもありました。
  論戦後に,当時,共産党の委員長だった不破さんとの党首会談に同席すると,『先日は,国会で志位さんにボコボコにやられちゃって』と,おどけて言うのです。
 若い者が相手でも,「早く質問しろよ」なんて言わないで,きちんと論には論で答えた。とても印象的です」
  68歳で亡くなった橋本氏に次いで挙げるのは,いまなお,言動が注目される小泉純一郎氏(76)だ。
 「小泉さんとは,いろんな問題で対立が深かった。イラク戦争に構造改革……。だいたい全面的に対立していたが,交わるところがあった。
  日朝平壌宣言です。日本の戦後外交のなかで唯一といっていい快挙だと思っています。この宣言は,日朝問題解決の包括的方針を示したもので,いまだに宣言は生きている。
 小泉総理とは,北朝鮮に行く前にも後にも,党首会談をしましたが,『この点については大賛成だ。全面的に協力する』と表明しました。
 宣言を具体化するうえでいろいろ提案をお持ちしたが,この問題では私たちの提案にも耳を傾けてくれた。小泉さんとは,おもしろいことに,今,原発ゼロでも意見が一致している。いろいろと協力していきたいと思っています」
  2019年10月に予定される消費増税と,憲法改正を阻止する。これが目下の共産党の目標だ。最後に,その意気込みを志位氏の好きなクラシックの曲にたとえると? と強引な質問を……。
 「私は,ショスタコーヴィチ(編集部注・ソ連時代の作曲家)が好きなんですね。15の交響曲のうち,最高峰は4番か8番。甲乙つけがたいのですが,スターリンの専制政治に対して,『不屈に闘う』というメッセージがこめられています。
全体主義的な政治と闘うという意味で,ショスタコーヴィチの交響曲8番にします」
 志位氏の頭の中では,その楽曲が奏でられていることだろう。
(※転載)
 今日の永田町は,野党のまとまりがなく,自民党の一強独裁的政治が続く中,官僚たちはご栄転を期待してか自民党議員の顔色ばかりを窺った情報ばかりを報告している。それを身近で見て,おかしいと感じている秘書仲間も多い。「まともなことを言っているのは共産党だね」と呟き,参考までに赤旗日曜版を読み始めたとのことだ。