岸田文雄外相と韓国の尹炳世外相による日韓外相会談が,12月28日,ソウルで開催される。
安倍晋三首相と朴槿恵大統領は11月2日にソウルで初めて首脳会談を行い,慰安婦問題の「早期妥結」を目指し,局長協議を加速化することで一致したことを受け,両国で1回ずつ局長協議を開催した上で,谷内正太郎国家安全保障局長が今月22~23日に訪韓,韓国政府関係者と協議し,外相会談開催にこぎつけた。
岸田外相は25日,外務省で記者団に「慰安婦問題は非常に難しい問題だが,首脳間で合意した協議を加速し,早期の妥結をする努力を続けている。その努力の一環だ」とした上で,外相会談について「知恵をしぼり,全力で取り組み,汗をかく用意がある。何ができるか,自分としてもぎりぎりの調整を行いたいと考えている。50年の年末にあたり,日韓関係を前進させるべく,全力 を尽くしたい」と早期妥結に強い意欲を示した。
慰安婦問題については,日本政府は1965年の日韓請求権協定などで「解決済み」との立場であるが,未だ両国関係進展の障害になっており,外相会談では妥協策として,元慰安婦に対して,人道的見地から医療・福祉の支援策などについて協議する見通しである。
また,日本側は在韓日本大使館前に設置された慰安婦を象徴する少女像の撤去に加え,韓国側が問題を「蒸し返す」ことがないよう,両国間で最終決着を確約する宣言文や共同声明などの文書を作成することを求める方針だ。
韓国マスコミは,「前向きな結果」に期待しながらも,「譲れない線がある」と強調し,「会談が安倍(晋三首相)の歴史修正主義を後押しする形になってはならない」と警戒し,「慰安婦の強制連行の事実認 定などは最小限,守らなければならない」と主張している,また,「日本側に慰安婦問題を解決したいという誠意があるなら,『国家的責任』を明確にすることが必須条件」と指摘するなどしており,韓国国民の感情を踏みにじるような政治決着は許さない構えだ。
今年は日韓国交正常化50年。外相会談で安倍首相と朴大統領による首脳会談への道筋を構築することができるだろうか。
安倍晋三首相と朴槿恵大統領は11月2日にソウルで初めて首脳会談を行い,慰安婦問題の「早期妥結」を目指し,局長協議を加速化することで一致したことを受け,両国で1回ずつ局長協議を開催した上で,谷内正太郎国家安全保障局長が今月22~23日に訪韓,韓国政府関係者と協議し,外相会談開催にこぎつけた。
岸田外相は25日,外務省で記者団に「慰安婦問題は非常に難しい問題だが,首脳間で合意した協議を加速し,早期の妥結をする努力を続けている。その努力の一環だ」とした上で,外相会談について「知恵をしぼり,全力で取り組み,汗をかく用意がある。何ができるか,自分としてもぎりぎりの調整を行いたいと考えている。50年の年末にあたり,日韓関係を前進させるべく,全力 を尽くしたい」と早期妥結に強い意欲を示した。
慰安婦問題については,日本政府は1965年の日韓請求権協定などで「解決済み」との立場であるが,未だ両国関係進展の障害になっており,外相会談では妥協策として,元慰安婦に対して,人道的見地から医療・福祉の支援策などについて協議する見通しである。
また,日本側は在韓日本大使館前に設置された慰安婦を象徴する少女像の撤去に加え,韓国側が問題を「蒸し返す」ことがないよう,両国間で最終決着を確約する宣言文や共同声明などの文書を作成することを求める方針だ。
韓国マスコミは,「前向きな結果」に期待しながらも,「譲れない線がある」と強調し,「会談が安倍(晋三首相)の歴史修正主義を後押しする形になってはならない」と警戒し,「慰安婦の強制連行の事実認 定などは最小限,守らなければならない」と主張している,また,「日本側に慰安婦問題を解決したいという誠意があるなら,『国家的責任』を明確にすることが必須条件」と指摘するなどしており,韓国国民の感情を踏みにじるような政治決着は許さない構えだ。
今年は日韓国交正常化50年。外相会談で安倍首相と朴大統領による首脳会談への道筋を構築することができるだろうか。