来日中のヘーゲル米国防長官が太平洋へ進出を目指す中国を批判したという。近年の軍拡を背景にした東アジアにおける中国の横暴は目に余るものがあるが、米国もようやく立ち上がるようだ。報道によると

  < ヘーゲル国防長官は6日、小野寺防衛相との共同記者会見で、海洋進出を活発化させている中国について、ロシアによるクリミア自治共和国の編入を例に挙げ、力を背景にした現状変更の試みは認められないとして、7日からの中国訪問で自制的対応を求める考えを示した。
  この中で、ヘーゲル長官は、「力を背景にした行動は危険極まりなく、対立につながる。ロシアがウクライナに取ったような行動はまかりとおらないことを、はっきりさせなければならない」と述べた。
  そのうえで、「力や威嚇によって国境線を書き換えたり領土や主権を脅かすのは、その対象が太平洋の小さな島であれ、ヨーロッパの大きな国であれ、許さない」と述べた。(NHK)>

  同長官は3日、アメリカでの開催が初めてとなるASEAN10カ国の国防相のの会議をハワイで開き、「南シナ海の領土問題による地域の不安定化ついて懸念を強めている。力を背景にした領土の主張は容認できず、関係国は国際法に基づいて、自らの主張を行うべきだ」と述べ、この地域で軍備増強と海洋への進出を急速に進める中国を批判していた。ASEAN各国の国防相をアメリカに招いたことについては、中国包囲網だと言われている。