アメリカの経済誌「フォーブス」が11月2日、「世界で最も影響力のある人物70人」の2011年のランキングを発表した。日本の総理大臣が昨年より15位下がり62位になったというのだが、今年は正月から日本国債の格下げに始まり、日本の国際的地位の下落が目立った。
恒例の発表だが、今年は米国のオバマ大統領が昨年の2位から1位に返り咲いた。2位がロシアのプーチン首相、3位は昨年1位の中国の胡錦濤国家主席。米露中3カ国の首脳がトップ3に選ばれた。上位10位にはドイツのメルケル首相が4位、英国のキャメロン首相が10位に入った。
日本では、36位の日銀の白川総裁(昨年38位)、60位のソフトバンクの孫正義会長(同55位)、62位の野田首相が入った。昨年は当時の菅首相が27位だったので15位の降下となった。北朝鮮の金正日総書記の37位より低かった。
今年に入り1月、米格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が日本国債の格付けを「AA」から「AA-」へ1段階格下げした。8年9ヶ月ぶりの格下げであったが、当時の菅首相が閣僚懇談会で「そういうことに疎いので」と述べて批判される付録がついた。さらに8月にも、別の米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが、日本国債の格付けを「Aa2」から「Aa3」へ1段階格下げした。理由は日本の巨額な財政赤字と頻繁な首相交代による「政治リスク」であった。
9月には、スイスの経済研究機関「世界経済フォーラム」が発表した2011年版の各国・地域の国際競争力の順位によると、日本の順位は3つ下げ9位になった。また、前記の「フォーブス」のアジア版が、2011年の「アジアにおける最も収益性の高い50社」のリストを発表した。これまで日本企業はトヨタ自動車や日産自動車を含む13社が選ばれた05年を最高に年々少なくなっていたが、昨年も任天堂と楽天の2社が入った。しかし今年は1社も選ばれなかった。引き換えに中国が23社、韓国が8社選ばれた。
日本のGDPは、昨年、中国に抜かれて2位から3位に転落したが、今年は大震災の影響で、さらにインドに抜かれて4位に転落しそうだという。経済協力機構(OECD)が9月に発表した加盟各国のGDPに占める学校など教育機関への公的支出の割合でも、日本は3・3%で順位は31カ国中で最下位だった。
以上は日本の国際的地位を物語るものだが、これが野田首相の順位なのだろうか。
恒例の発表だが、今年は米国のオバマ大統領が昨年の2位から1位に返り咲いた。2位がロシアのプーチン首相、3位は昨年1位の中国の胡錦濤国家主席。米露中3カ国の首脳がトップ3に選ばれた。上位10位にはドイツのメルケル首相が4位、英国のキャメロン首相が10位に入った。
日本では、36位の日銀の白川総裁(昨年38位)、60位のソフトバンクの孫正義会長(同55位)、62位の野田首相が入った。昨年は当時の菅首相が27位だったので15位の降下となった。北朝鮮の金正日総書記の37位より低かった。
今年に入り1月、米格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が日本国債の格付けを「AA」から「AA-」へ1段階格下げした。8年9ヶ月ぶりの格下げであったが、当時の菅首相が閣僚懇談会で「そういうことに疎いので」と述べて批判される付録がついた。さらに8月にも、別の米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが、日本国債の格付けを「Aa2」から「Aa3」へ1段階格下げした。理由は日本の巨額な財政赤字と頻繁な首相交代による「政治リスク」であった。
9月には、スイスの経済研究機関「世界経済フォーラム」が発表した2011年版の各国・地域の国際競争力の順位によると、日本の順位は3つ下げ9位になった。また、前記の「フォーブス」のアジア版が、2011年の「アジアにおける最も収益性の高い50社」のリストを発表した。これまで日本企業はトヨタ自動車や日産自動車を含む13社が選ばれた05年を最高に年々少なくなっていたが、昨年も任天堂と楽天の2社が入った。しかし今年は1社も選ばれなかった。引き換えに中国が23社、韓国が8社選ばれた。
日本のGDPは、昨年、中国に抜かれて2位から3位に転落したが、今年は大震災の影響で、さらにインドに抜かれて4位に転落しそうだという。経済協力機構(OECD)が9月に発表した加盟各国のGDPに占める学校など教育機関への公的支出の割合でも、日本は3・3%で順位は31カ国中で最下位だった。
以上は日本の国際的地位を物語るものだが、これが野田首相の順位なのだろうか。