内閣支持率がV字回復し、順調に滑り出した野田内閣だが、早くもほころびを見せている。平野国対委員長はじめ、閣僚の失言が相次ぎ、野党の餌食になっている。野田内閣の先行きが思いやられるが、ただ福島原発を視察した鉢呂経済産業相の「死の街」発言は真実ではないのか。
とにかく代表選の亀裂を補うために適材適所よりも、挙党態勢を重視したせいか。初入閣の閣僚が10人も登場したのには驚いたが、その新人の一川防衛相が就任早々に、記者団に「安全保障には素人だが、これが本当のシビリアンコントロールだ」喋って、自民党の石破政調会長から「解任に値する」と批判された。
また民主党の平野国対委員長が、与野党国対委員長会談で、会期日程について「内閣が発足したばかりで不完全。国会で十分な答弁ができない」と与党の国対委員長とも思えぬ発言をして顰蹙をかった。
さらに10日からは、鉢呂経済産業相が「失格だ」と問題になっている。鉢呂は8日、野田首相に同行して福島第一原発を視察したのだが、翌日の通産省における定例記者会見で「原発周辺の地域は、人っ子ひとりいない、まさに『死の街』でございました」と述べたのが、被災地住民の心を傷つける発言として問題視された。
また、防災服を着替えないまま、議員宿舎に戻った大臣が、報道陣の取材に応じて、「除染をしっかりしないといけないと思った」と語っていたが、取材記者の一人に近寄って、防災服をすりつける仕草をして、「放射能をつけたぞ」とふざけたのが問題になったようだ。
「死の街」発言については、野田首相が「不穏当な発言」とし、鉢呂が午後の記者会見で「被災地の皆さんに誤解を与える軽率な表現だった」として陳謝し、発言を撤回したが、自民党は大島副総裁が「被災者の気持を傷つける発言だ。閣僚失格に値する」と批判し、逢沢国対委員長が「任命責任を問わざるを得ない」としており、他の党も、国会で追及の構だ。
鉢呂は初入閣ではあるが、旧社会党で自社さ政権では大蔵政務次官を経験している当選7回のベテランである。うかつな発言をする人間ではない。旧ソ連のチェルノブイリ原発事故の周辺が、25年経った今日でも、人の住めない「死の街」になっているのは、紛れもない事実である。福島原発も同じ運命をたどることは避け得ないのである。
鉢呂は経済産業大臣ではあるが、「脱原発」路線を継承しており、鉢呂発言が、余りに真実過ぎるので、真実を隠している政府や東電など関係者が慌てているのだが、野党は鉢呂の何を追及するのか。何故閣僚失格に値するのか。党利党略で真実を曲げてもらいたくないのだが。
とにかく代表選の亀裂を補うために適材適所よりも、挙党態勢を重視したせいか。初入閣の閣僚が10人も登場したのには驚いたが、その新人の一川防衛相が就任早々に、記者団に「安全保障には素人だが、これが本当のシビリアンコントロールだ」喋って、自民党の石破政調会長から「解任に値する」と批判された。
また民主党の平野国対委員長が、与野党国対委員長会談で、会期日程について「内閣が発足したばかりで不完全。国会で十分な答弁ができない」と与党の国対委員長とも思えぬ発言をして顰蹙をかった。
さらに10日からは、鉢呂経済産業相が「失格だ」と問題になっている。鉢呂は8日、野田首相に同行して福島第一原発を視察したのだが、翌日の通産省における定例記者会見で「原発周辺の地域は、人っ子ひとりいない、まさに『死の街』でございました」と述べたのが、被災地住民の心を傷つける発言として問題視された。
また、防災服を着替えないまま、議員宿舎に戻った大臣が、報道陣の取材に応じて、「除染をしっかりしないといけないと思った」と語っていたが、取材記者の一人に近寄って、防災服をすりつける仕草をして、「放射能をつけたぞ」とふざけたのが問題になったようだ。
「死の街」発言については、野田首相が「不穏当な発言」とし、鉢呂が午後の記者会見で「被災地の皆さんに誤解を与える軽率な表現だった」として陳謝し、発言を撤回したが、自民党は大島副総裁が「被災者の気持を傷つける発言だ。閣僚失格に値する」と批判し、逢沢国対委員長が「任命責任を問わざるを得ない」としており、他の党も、国会で追及の構だ。
鉢呂は初入閣ではあるが、旧社会党で自社さ政権では大蔵政務次官を経験している当選7回のベテランである。うかつな発言をする人間ではない。旧ソ連のチェルノブイリ原発事故の周辺が、25年経った今日でも、人の住めない「死の街」になっているのは、紛れもない事実である。福島原発も同じ運命をたどることは避け得ないのである。
鉢呂は経済産業大臣ではあるが、「脱原発」路線を継承しており、鉢呂発言が、余りに真実過ぎるので、真実を隠している政府や東電など関係者が慌てているのだが、野党は鉢呂の何を追及するのか。何故閣僚失格に値するのか。党利党略で真実を曲げてもらいたくないのだが。