菅政権は福島第一原発事故に関して、政府内に「事故調査特別委員会」(事故調)を設置しようとしているが、本来、この種類の調査は、国会の下で公明正大に行なわれるべきものではないのか。これまで事故の対応に疑念を持たれている政府の「事故調」など誰が信用するだろうか。
福島第一原発事故の調査と究明は、徹底した透明性を持って検証すべきである。自民党の塩崎恭久元官房長官が早くから、議員立法により国会に「原発事故調査特別委員会」を置き、完全独立性を持って事故経緯、原因究明、改善提案をすることを提案している。
塩崎氏によると国会では、衆院予算委理事懇談会で公明党、共産党、みんなの党が話し合っており、民主党、国民新党、社民党とも意見の一致を見ているという。そのための資料づくりも法制局事務方に指示してあるそうだ。
今度の事故は、原子力行政が、原発の誤った「安全神話」を推進していたから起きた事故である。原子力産業を育成する経済産業省(旧通産省)の下に、原発の規制を担う原子力安全・保安院が在ったのだから、従って経済効率を超えた「安全・安心」を担保できなかったから原発事故を防げなかったのである。
ところが、菅政権は閣議決定のみで「事故調」を設置するというのである。内閣がつくった組織や首相の任命した委員が、首相や閣僚、各省庁の判断ミスや指示命令や行動の誤り糺すことができるのか。自己責任を追及できるだろうか。
現在、塩崎氏を中心に、国会につくる独自の事故調案が検討されているが、骨子は次のようだ。
①「事故調」は国会に設置する。委員は国会が決議して任命する。内閣から完全に独立させる。②委員からは原子力関係者は極力排除する。③偽証罪付きの証人喚問、書類の強制的提出などの強制力のある調査権限を付与する。④現・旧閣僚、行政機関、東電など幅広い調査内容とする。⑤設置から6ヶ月以内に調査結果を報告する。
積極的に、国会の事故調設置を進めているのは、自民党でも塩崎氏と河野太郎氏、世耕弘成氏ら元気の良い若手議員だが、過去において(大半だが)、原子力行政を進めてきたのは、自民党政権であったから、自民党も火の粉を被ることが考えられるのである。
先に民主党の渡部恒三元衆院副議長の「言行録」を紹介したが、自民党時代の渡部氏が中曽根内閣の厚生大臣の時、原発推進のために、「原発をつくればつくほど国民の健康は増進し、国民は長生きする」という呆れた発言をしているのである。
福島第一原発事故の調査と究明は、徹底した透明性を持って検証すべきである。自民党の塩崎恭久元官房長官が早くから、議員立法により国会に「原発事故調査特別委員会」を置き、完全独立性を持って事故経緯、原因究明、改善提案をすることを提案している。
塩崎氏によると国会では、衆院予算委理事懇談会で公明党、共産党、みんなの党が話し合っており、民主党、国民新党、社民党とも意見の一致を見ているという。そのための資料づくりも法制局事務方に指示してあるそうだ。
今度の事故は、原子力行政が、原発の誤った「安全神話」を推進していたから起きた事故である。原子力産業を育成する経済産業省(旧通産省)の下に、原発の規制を担う原子力安全・保安院が在ったのだから、従って経済効率を超えた「安全・安心」を担保できなかったから原発事故を防げなかったのである。
ところが、菅政権は閣議決定のみで「事故調」を設置するというのである。内閣がつくった組織や首相の任命した委員が、首相や閣僚、各省庁の判断ミスや指示命令や行動の誤り糺すことができるのか。自己責任を追及できるだろうか。
現在、塩崎氏を中心に、国会につくる独自の事故調案が検討されているが、骨子は次のようだ。
①「事故調」は国会に設置する。委員は国会が決議して任命する。内閣から完全に独立させる。②委員からは原子力関係者は極力排除する。③偽証罪付きの証人喚問、書類の強制的提出などの強制力のある調査権限を付与する。④現・旧閣僚、行政機関、東電など幅広い調査内容とする。⑤設置から6ヶ月以内に調査結果を報告する。
積極的に、国会の事故調設置を進めているのは、自民党でも塩崎氏と河野太郎氏、世耕弘成氏ら元気の良い若手議員だが、過去において(大半だが)、原子力行政を進めてきたのは、自民党政権であったから、自民党も火の粉を被ることが考えられるのである。
先に民主党の渡部恒三元衆院副議長の「言行録」を紹介したが、自民党時代の渡部氏が中曽根内閣の厚生大臣の時、原発推進のために、「原発をつくればつくほど国民の健康は増進し、国民は長生きする」という呆れた発言をしているのである。