自民党の谷垣禎一総裁は、10月21日都内で講演し、次のとおり述べました。
○ 普天間基地問題以降、日米間の信頼関係に相当な揺らぎが生じている。中国政府はこの揺らぎを突く形で、尖閣諸島問題を起こした。もう一度、日米関係を作り直すことが課題である
○ 尖閣問題での民主党の対応で一番の問題は、判断を検察に委ねたこと。民主党が主張する「政治主導」とは何なのか。政治判断があったとすれば、今すぐに明らかにすべきである
○ 沖縄県知事選で、伊波さんが勝利すれば、普天間基地の移転は絶望的となる。中国が海軍の近代化を進めている。この動きを脅威とせず、東シナ海と南シナ海を守るためには、日米間の緊密な連携と日米安保が不可欠である
○ ねじれ国会で、自民党は、国益のために、政策を示すなど民主党に協力することをおしまない。ただ、協力するためには、菅内閣と与党が日本を引っ張っていこうと本気で取り組むことが前提となる。我々は小選挙区でたたかっており、単純に国益だけで協力することはできない。残念ながら、菅総理からは、日本をどこへ導こうとしているのか、信念さえ感じ取れない
○ 自民党の克服すべき課題は、①岩手、滋賀、山梨などの“空白県”の存在、②参議院選挙の総得票数が、民主党に及ばなかったこと、③都市圏では、有権者の意識がいまだ自民党に戻っていないこと、の3点である