「『井戸塀』を地で行く政治家は、もういなくなったのかなぁ。こんな言葉はもうはやらないのかもしれない。でも、何か寂しい感じがするなぁ」。
民主党・小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る政治資金問題について話していた際、野党関係者がつぶやいた一言だ。
「『井戸塀』って、何ですか」と尋ねると、「こりゃあ、だめだ」と落胆された。
それでも、「井戸塀とは、私財を投じて政治活動に没頭し、最後には、債権者が持っていけない井戸と塀しか残らなかった、という意味だ。そういう政治家を『井戸塀政治家』といい、昔はいたもんだがなぁ」と説明してくれた。
「陸山会」の土地購入に関する政治資金規正法違反事件では、事務担当者だった石川知裕衆議院議員(民主党)、小沢氏の元秘書3人が逮捕された。
これら動きに対し、小沢氏は1月16日に行われた民主党定期大会で、
◎検察は、政治資金規正法違反の形式的なミスにもかかわらず、現職の国会議員を逮捕した。異常な事態だ。突然の逮捕・強制捜査は納得いかない
◎土地購入にあたり、不正の資金を入手して、その購入に充てたとの報道がなされているが、資金について何ら不正なお金は使っていない
という趣旨の発言をしている。
先の野党関係者がさらにつぶやく。
「石川議員については、自殺のおそれがあったとの話もある。仮にそうでなかったとしても、状況を考えれば、逮捕は当然だろう。また、土地購入に充てた4億円の原資はなんだったのか明らかになっていない。何らかの収入であれば、ちゃんと税金を納めていたのかも問題になってくる。小沢氏は『こつこつと積み立てたお金』と言っているが、政治でそんなに利益をあげているのだろうか。新進党・自由党の解党時の政党助成金の扱いにも疑問が残る。いずれにせよ、政治活動に必要な財政基盤が、それ程までに確立されているならば、政党助成金など必要ない。経済不況の今、当然の権利として受け取っている姿勢に違和感を受けてならない」。
民主党には、昨年12月18日までに平成21年分の政党政党交付金136億6千万余りが交付されている。
民主党はマニフェストに、「税金のムダづかいを徹底的になくし、国民生活の立て直しに使う」と記載している。しかし、「政党助成金」に関しては、具体的な記述はない。
ちなみに、日本共産党は、「支持政党にかかわらず国民の税金を各党に配分する政党助成金は、思想良心の自由に反し、憲法違反である」との立場から、助成金受け取り団体に登録していない。そのため、共産党の拒否分は他の政党に配分されている。
今回の小沢問題を契機に「政党助成金」という聖域も「仕分け」の対象にしたらいかがだろうか。
民主党・小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る政治資金問題について話していた際、野党関係者がつぶやいた一言だ。
「『井戸塀』って、何ですか」と尋ねると、「こりゃあ、だめだ」と落胆された。
それでも、「井戸塀とは、私財を投じて政治活動に没頭し、最後には、債権者が持っていけない井戸と塀しか残らなかった、という意味だ。そういう政治家を『井戸塀政治家』といい、昔はいたもんだがなぁ」と説明してくれた。
「陸山会」の土地購入に関する政治資金規正法違反事件では、事務担当者だった石川知裕衆議院議員(民主党)、小沢氏の元秘書3人が逮捕された。
これら動きに対し、小沢氏は1月16日に行われた民主党定期大会で、
◎検察は、政治資金規正法違反の形式的なミスにもかかわらず、現職の国会議員を逮捕した。異常な事態だ。突然の逮捕・強制捜査は納得いかない
◎土地購入にあたり、不正の資金を入手して、その購入に充てたとの報道がなされているが、資金について何ら不正なお金は使っていない
という趣旨の発言をしている。
先の野党関係者がさらにつぶやく。
「石川議員については、自殺のおそれがあったとの話もある。仮にそうでなかったとしても、状況を考えれば、逮捕は当然だろう。また、土地購入に充てた4億円の原資はなんだったのか明らかになっていない。何らかの収入であれば、ちゃんと税金を納めていたのかも問題になってくる。小沢氏は『こつこつと積み立てたお金』と言っているが、政治でそんなに利益をあげているのだろうか。新進党・自由党の解党時の政党助成金の扱いにも疑問が残る。いずれにせよ、政治活動に必要な財政基盤が、それ程までに確立されているならば、政党助成金など必要ない。経済不況の今、当然の権利として受け取っている姿勢に違和感を受けてならない」。
民主党には、昨年12月18日までに平成21年分の政党政党交付金136億6千万余りが交付されている。
民主党はマニフェストに、「税金のムダづかいを徹底的になくし、国民生活の立て直しに使う」と記載している。しかし、「政党助成金」に関しては、具体的な記述はない。
ちなみに、日本共産党は、「支持政党にかかわらず国民の税金を各党に配分する政党助成金は、思想良心の自由に反し、憲法違反である」との立場から、助成金受け取り団体に登録していない。そのため、共産党の拒否分は他の政党に配分されている。
今回の小沢問題を契機に「政党助成金」という聖域も「仕分け」の対象にしたらいかがだろうか。