ドラッカーは「自らの仕事の成果とは何か」
を常に問い続けなければならないと言います。
そして、一番成果を出さなければならない
のは経営者であることは明らかです。
経営者の判断により、生産効率、顧客ニーズ
対応、社員教育、社会貢献、その他全ての
部署の成果が決まってきます。
組織が機能しないのは経営者の責任
社員が育たないのは経営者の責任
お客様からのニーズに応えられないのも
経営者の責任であると考えています。
経営者の最終決断、判断により、
組織全体の成果が決まってきます。
経営者の成果は、決算書がすべて
物語っています。
売上高は、顧客のニーズに応えられた
量をお金という数字に置き換えたものであり。
利益率は、組織の生産効率を表したものであり
成長率は、社会貢献の継続性を端的に
表していると感じます。
「私は、果たしてこの組織、そして社会に対して
十分な成果を果たしているのだろうか?」
「そして、経営者として成果を出すためには
何をすべきか?」そんな思いがグルグルしています。
これがドラッカーのいう
「常に、自分の仕事の成果を問い続けなければならない」
ということなのだと思います。
しかし、これ結構きつい問いです。自問自答であり
自分の内面と向き合うことにもなりますので。
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