タイトル「経営者は百人百様」とは
当たり前すぎると自分でも思う。
しかし、最近、それを強く感じるので
あえて書いてみようと思う。
私は今まで他企業の成功ビジネスモデルや
経営者の情報を集めながら成功要因を
探ろうとして必死だった。
しかし、その成功要因はどの会社も
どの経営者も違っていた。
もちろん、共通する部分もたくさんあるのだが
その共通部分だけをかき集めて実行しても
成功できるとは思えない。
そこで強く感じたのは
成功している企業や経営者に共通している
のは、ビジネスモデルや経営者の性格ではなく
「強い個性」ではないか。
「個性」は字のごとく、個々の性格や価値観である。
それを強く発信できている企業や経営者が
市場から支持されている。そして当たり前だが
それは経営者により百人百様である。
成功要因と言われるものをバランスよく持っている
企業や経営者よりも、ムチャクチャバランスは
悪いのだが「ここだけは誰にも負けない」という
強みがあれば市場に受け入れられ成功するのではないか。
私たちの「経営者マインド16箇条」にもあるように
「長所伸展により他者の成長に貢献し
それにより自らを成長させます」とある。
これは、相手の強みを見つけ出しそこを強化していく
ことで自然と弱みは消えていく。という意味。
同様に私たちも、長所伸展により「強みを生かした個性」
の発揮により成長していかなくてはならない。
しかし、この個性を見つけ出すためにも、他社や
他の経営者の個性を知っておかなければならない
のは言うまでもないことだが。
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様々な著名人が書いた本を読み解き
それを戦略的に説明した本。
著者の視点も非常におもしろく
有名な経営者ほど、個性が強く他の
経営者の誰とも似ていない。
共通しているものがない。そう思わせる本だった。