『 プランドゥチェックアクション 』
「業務遂行にあたりPDCAをしっかり回すことを心掛けます・・・」
みなさん、よく使う言い回しです。
PDCAサイクル。
しかし、私が知る限りはPlan、Doまでは行くものの、そこで終わってしまうケースが多いです。
それと多いのが、
「いまから、この仕事ワクワクします!」
あ、してないな・・・。
期待で胸が騒ぐなんてめったにないじゃないですか。
これらは会社やチームへの調和とポジティブアピールなんでしょう。
しかし結果を見ると、プラスでゴールすることは少なく、次につなげるための検証、改善も行われません。
これからの時代の発想や行動は、
いままでの集団や仲間を重要視してきた「関係志向的」から「関係否定的」になるのだと思います。
つまり、和を保つことを重要視することよりも、まず自分は何が出来るのかがあって、
自分がやりたいことを自分の責任でやるということになっていくと思います。
もちろん、社会との調和は求められますが、結果が重要なのです。
経営者にしろビジネスパーソンにしろ、その他の人たちも、自立して生きていくための、自己管理が重要になって来ると感じています。
自分は何が得意でどのような結果を導き出せるのか。
その結果を検証しつつ、次のパフォーマンスをあげる対策を行うのは自分自身です。
右を見て、左を見て、人と同じことをやって、日本人全員が同じ結果が出ても良かった時代は大きく変遷します。
人と違うやり方、独自の結果で勝負するのです。
そうなると何事においても、個人の責任がこれまで以上に求められるでしょう。
するとPDCAサイクルも、
自分で計画して、自分で実行して、自分で検証・反省して、自分で対策・改善する。
この自分を主体にしたサイクルが、
顧客に、所属する団体・企業にどれだけの価値を与えられるかで、自分の評価は決まるのだと思います。
ここに早く気付いて実行した人たちが、リードする時代です。