お得意様頼りでは危ない!

 

前回の記事で、母の日の検証をオススメしました。全ては未来の為です!

今回は、違う角度から母の日を振り返ります。

 

 

 

プリザーブドフラワープロデューサーの稲田です。

 

弊店にとっては12回目の母の日でした。13年もやっていると、お客様の推移も見えて来ます。もちろんデータという数字としても見えて来ますが、面白いもので、雑感としても見えてきたなぁと思える母の日でした。

 

 

母の日の配達で分かったこと

 

弊店では、母の日の市内配達は運営スタッフ総出で繰り出します。開業当初は不慣れなところもあって、スタッフだけでは追いつかず配送業者を使ったりもしましたが、学ぶにつれそんな必要も無くなりました。

 

 

配達日がバラける様な施策をしたり、昨日も書きましたけど、一時期に比べるとオーダー数が減っている事もその要因ですね。

 

 

もちろん私も朝から配達に走ります。12回目ともなると、毎年の様にご購入頂いているお客様も多く、配達先の道のりをすっかり覚えてしまったお客様も少なくありません。

 

 

逆に言うと「あ、この辺りによく配達に来てたのに、ここ数年ご注文頂けてないなぁ」なんてケースもチラホラ。

 

 

そんなこんなで12年もやってると配達しながらも色んな気づきがあります。特に今年はご注文主様のお母様の高齢化(大げさかな?)を実感しました。

 

 

昨年までは元気に玄関先に出て来ていたのに、杖が必要になっていて玄関先にはマジックハンドが置いてあったり、普通に会話をしていたはずなのにかなり耳が遠くなっていたり…

 

 

そう考えると、ここ数年ご注文頂けなくなってしまったお客様の中には、お母様が御隠れになった方もいらっしゃるのかな…私もこの12年の間に父を亡くしましたしね。

 

 

いつもご利用いただいているお得意様には感謝しかありませんが、それに甘んじてばかりはいられないなと実感しました。

 

 

弊店のお客様は30代後半から50代前半の方が多く、そのお客様のお母様となると60代・70代が中心になるのでしょうか。お客様自身もプレゼントを贈る立場からもらう立場に変わった方も多いでしょう。

 

 

それらを考えると、お得意様の若返りも視野に入れた活動をしていかなければいけません。

 

 

20代に向けたアプローチをこの母の日までの11ヶ月でやり遂げなければ、右肩上がりにはならないと実感した今年の母の日の配達でした。