人の心を動かす表現を考える。
価値や魅力は伝わって初めて活きてきます。伝える為の工夫を貴方はどれくらいしていますか?
プリザーブドフラワープロデューサーの稲田です。
販売するにしても教室に生徒さんを集めるにしても、その根本となるデザイン力に欠けていては説得力に欠け『売れもしなけりゃ集めれもしない』とこのブログで訴えていますが、実はもう一つ大切なポイントがあります。
言葉の力
デザイン力のある作品を作っているし、先生としてのスキルもあるにも関わらず『売れない・集められない』と悩んでいる方には共通点があります。
それは…
表現力が乏しい
という事です。
ご自身の作品の魅力や教室の売りを表現する言葉に説得力が無いから心に響かない=集客や販売に繋がらない
という方程式が当てはまっていませんか?
人の心を動かすには圧倒的な力が必要になります。
販売するなら圧倒的なお花のデザイン力があれば言葉にするよりもそのお花の画像で心を動かすことが可能です。生徒さんを集めるなら、圧倒的な指導力や指導方法があれば心を動かすことが可能です。
一目瞭然の圧倒的な何かが無い場合は、言葉の力が必要となります。
こだわる癖をつけよう!
生徒さんを募集する際にみなさんはどの様な行動を取りますか?
SNS等を駆使して集めるにせよ、チラシやDM等の紙媒体を駆使して集めるにせよ、雑誌等々のメディア広告を駆使して集めるにせよ、人の心を動かせる表現力が無いと成果に結びつきません。
この部分にウィークポイントを抱えている方が非常に多い様に感じています。
先日、ある教室を主宰している方とお会いした際の会話です。
稲田「Aさんの教室の1番の売りって何ですか?」
Aさん「売り?地下鉄駅から近い事ですかね」
稲田「ふむふむ、他にはありますか?」
Aさん「ご自身で選んだお花で作れる事ですかね」
稲田「ふむふむ、他には?」
Aさん「楽しい雰囲気で学べる事ですかね」
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正直、全然 売りになっていない(苦笑)
でも、こんな会話のやり取り決して珍しい訳ではありません。むしろ殆どが売りの話になるとこの様な会話になると言ってもイイでしょう。
・交通アクセスが良い
・自由度が高い
・雰囲気が良い
というコトを売りとして訴えたいのでしょうが、このままでは売りに繋がりません。
・交通の便が悪く
・自由度が低く
・雰囲気の悪い
そんな教室を探す方が難しいくらい、ありきたりな売りな訳です。
だからと言って、売りを捻り出す必要はありません。
売りは無理に作る事では無いからです。
大切なのは人の心に響く表現になっているかどうか…
表現を変えてみるだけでも大きく印象が変わるという事をしっかり考えて欲しいと思います。
『地下鉄駅から近い』
というのは遠い教室と比べてどんな利点がありますか?
・駅近だから雨の日だって気にならない
・駅近だから花材・資材を持ち運ぶ距離が短い
・駅近だから人通りが多く夜間のレッスンでも安心感がある
・駅近だから繁華街があるのでレッスン後に買い物やカフェを楽しむ事もできる
などなど、駅近の魅力をアピールする為には色んな表現方法があるのです。
それらを駆使してより教室の売りをアピールする事こそが大切です。
毎日仕事に忙しい貴方だからこそお花でリフレッシュして欲しい!
当教室は仕事後にも受講可能な夜間レッスンがあります。
しかも教室は駅近だから夜でも人通りが多く安心して通っていただけます。
こんな説明があれば、ただ駅が近くて便利って言うよりも「それならイイかも」って思う方が増える様に思いませんか?
この部分をサラリと考えている方が多く、結果集客や販売に繋がっていないケースが多くなっていると考えています。
もっともっと一つ一つの表現にこだわる癖を日常的につけて行きましょう!
伝え方次第で、もっともっと貴方の教室や作品の価値がアップしますよ!