こんにちは！
mama has a dreamのリサです。
明るい日常霊界話の時間がやってまいりました(^-^)
本日のプチ奇跡は、2006年5月に書かれた、
「プチ呪い？！の奇跡」
をお送り致します！
地下鉄に乗っていたらなつかしい人が乗ってきた。
その人は、私が以前派遣社員で働いていた時の上司、Mさん。
Mさんを発見するやいなや、私は反射的に身を隠した。
なぜなら、
忌まわしい過去を思い出してしまったからである。
どちらかというとそれは、
Mさんにとっての忌まわしい過去かもしれない。
それは今から4年ほど前の話。
当時、私はMさんと一緒に仕事をしていたのだが、
Mさんはなんでも人にやらせようとするいい加減なオジサンだった。
日ごろから頭にきていたので事あるごとに注意をしていた。
そして、
猫の手も借りたいほど忙しかったある日。
再三注意したにも関わらず、Mさんはまたしても自分の仕事を私に押し付けようとしてきた。
そのあまりの白々しさに、とうとう私はブチ切れた。
「そおやっていっつもやらなぁいっ！！
それはMさんの仕事でしょおがーっ！！」
周りが静まりかえるほどの大声で怒鳴ると、
「いっつもってこたぁないだろおーっ！！」
と、Mさん逆ギレ。
その場で大ゲンカを繰り広げ、私たちはその日一日嫌味の言い合いで
お互いを罵り合った。
当時の私は、自分の感情をまったくコントロールできない生き物だったので、
家に帰ってからもMさんへの怒りがおさまらず、
腹わたが煮えくりかえっていてもたってもいられなかった。
気がつくと私は、一晩中頭の中であるフレーズを繰り返し唱えていた。
「M、死ね。M、死ね。M、死ね・・・」
もはや、正気の沙汰ではなかった。
そうこうしているうちに、いつの間にか眠り、朝になっていた。
翌朝、なるべく平静を装っていつもと同じように出勤した。
昨日の余韻がさめやらず、なんとなく気まずい空気の中、
私は真正面に座っているMさんの顔をチラ見してみた。
すると、Mさんの顔が心なしかやつれている。
他の人も気づいたらしく、
「Mさん、顔が疲れてません？どうしたんですか？」
とたずねた。
するとMさんがこんなことを言った。
「いや、昨日寝てたらさ、
夜中に突然、
前歯が抜けたんだよね・・・」
驚いてMさんの口元を見た。
・・・・ないっ！！
Mさんの前歯がなくなっているっ！！
昨日まではあったのにっ！！
おかげで全然眠れなかったというMさんのげっそりとやつれた顔は、
前歯が一本だけないことによって、
いっそうみそぼらしく見えた。
・・・寝てただけで前歯が抜けるって、、、ありえないだろフツー。
私はこのとき、
"人は人を呪えるんだ"、
と初めて知った。
と同時に、
前歯だけですんでよかった、
と心底ホっとした。
そして、
世の中で起こる不条理な出来事やネガティブな出来事は、
すべて誰かのプチ呪いによって起きてるのかもしれないと思った。
人に対する怒りや怨みや嫉妬などは、
エネルギーを持ち、
確実に何かのカタチとなって現れ、確実に誰かを苦しめる。
それは他人だったり、自分だったりするのかも知れない。
ということは、
その逆パターンもあるわけで。。
人に対して愛とか感謝の気持ちを向ければ、
それがカタチとなり、確実に誰かを幸せにできるはず。
それは"プチ奇跡はやがて大きな奇跡を生む!!"という仮説と同じように、
"プチ呪いはやがて大きな悲劇を生む"ということなのだ。
Mさんとの再会は、私にそんなことを教えてくれた。
Mさん、ありがとう。
そしてごめんなさい。。。
もう二度と、誰かを呪ったりはしませんから。。。
恐ろしいですね～
20代後半だった当時の私は、
「キレることがかっこいい」と勘違いしていたイタい女子で、
負の感情やエネルギーが、
自分や周囲に与える影響についてまったく無知だったため、
何も考えずに「怒り」の感情をただただ垂れ流しにしていました。
今、考えるとゾッとします
Mさん、大変申し訳ございませんでした！！
最後までお読みいただき、
ありがとうございました(^-^)
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