川村 圭司さん(39歳)
R:そうだったんですか(笑)では大学時代はどんなだったんですか?
K:大学時代は自分探しの旅を続けた4年間でしたね。人目を気にしないようになりたい、という一心で、芝居に没頭しました。そんな中で、ようやく人間形成ができてきて、自分は何かを仕掛けて、何かを成し遂げたい人間なんだ、という事に気づいたんです。
R:そういう自分を発見できたんですね。
K:そうですね。それまではあまり主体的に行動した事がなかったんですけど、社会人になってからは、寝る間も惜しんで勉強しましたし、したくない事をすべきって与えられる事が好きじゃないので、じゃあやりたい事ができるような状況を作ればいいんでしょ?という感じで、やりたい事のためにすべき事をやるという考え方に変わりました。流れに乗るのが嫌いで、どこか目立ってやろう、流れを作ってやろうという精神が強くなりましたね。社会人になってからずっとそうです。
R:では、社会人になってからの、これは目立ったな、流れを作ったな、というエピソードはありますか?
K:たとえば、新卒で入社した会社(一部上場企業)にいた時に、店舗から本社への異動メンバーを決めるドラフト会議のような座談会に呼ばれたんですよね。僕は当時店舗社員だったんですけど、人事部に行きたかったので、みんなが手ぶらで来てる中、一人で資料持参で臨み、社長に向けてプレゼンした事がありしました。
R:それはかなり目立ちますね~(笑)で、実際に人事部に行けたんですか?
K:行けましたね。
R:すごい!プレゼンの勝利ですね。
K:その時の社長は、完全にノーリアクションでしたけどね(笑)
R:そうだったんですか(笑)川村さんは転職をされていますが、転職の際にも何か意図的にやっている事などはありますか?
K:そうですね。僕は毎回、受ける会社を徹底的に分析し、40枚くらいのパワポ資料を持参して、その会社の問題点と解決方法を面接官にプレゼンするんです。普通に面接を受けた後に「ちょっとプレゼンさせてもらっていいですか?」という具合に。だって、他の人と同じだったら目立てないでしょ?
R:そうですね(笑)やっぱり目立つ事がポイントなんですね。
K:そうなんです。目立ちたいんです!(笑)
つづく・・・・
