夜の散歩。
とりあえず、第一目的である、コンビニへ向かう。
ガソリンスタンドと一緒になってる、コンビニ。
中は広くて、私たち姉妹は、お菓子漁りに夢中になっていた。
買い物中、2人のガイドさんは、アイスクリームを食べて、私たちを待っていた。
・・・と、ここまでは至って普通。
そして、夜の街へツーリングへ・・・。
バイクを走らせると、早々に「運転変わってぇ~」と言ってきた。
正直、「私なんかに、命を預け、心配じゃないのかしら???」と思った。
・・・んがっ、そんな心配をよそに、後ろで、はしゃぎまくり!!
「どっちに、曲がるの??」と聞きゃ、「好きなほうで!!」
かなり、適当・・・。
「星が見えるよ~」と言って、顔を上に向けさせる。
「おいおい!! あたし、運転中なんですけど・・・」
「好き・・・。」
「ええっ!? 何だって!?」
コアラのように、わたしに引っ付いていた彼が突然そんなことを言ってきた。
聞けば、昼間バイクで散歩に行ったのが楽しく、好きになったのだと言う。
それにしても、今日会ったばかり・・・。
思わず、「どこがすきなの?」と聞いた。
そしたら、「性格」と答えた。
わたしは、とても嬉しかった。
半日一緒にいただけ。だけど、好きだと言ってくれる。
「日本人だから」かもしれないけれど、人間として好かれているような
そんな、温かい気持ちになってしまったのだ・・・。
昼間「きゃっきゃ!!」とはしゃいでた、あのとき。
初めて会った気がしなかったぁ~。
これって、俗に言う「運命」!?
間違いなく、両想いだわっ!!
(後日、よくある話だと、後輩Yさんより、ご指摘をうけましたが・・・)