こんにちは、クリエイティブプレスクール覚王山です。
11月3週目の活動の積木の活動は、「鏡遊び」です。
次回の「万華鏡作り」に繋がるように鏡を使って遊びます。
まず始めに、六角パターンボードにモザイクを詰めます。
月齢の低い子には、正三角形、台形、ひし形などのモザイクを用意し
月齢の高い子には、それらに加え、少し難しい鋭角の二等辺三角形を出しました。
これをパズルのように収め、まずはカラフルでとても綺麗なコマの土台を作りました。
今までの活動だと、ここで完成!となるのですが、集中力のついた子ども達にはもう一遊びして楽しんでもらいます。
ボードの裏に、コマの半球をつけ、静止した状態の模様と、回した状態の模様の違いを楽しみます。
コマはこのように、作品を多角的な視点で楽しめる遊びの一つで、アトリエでもよく行われています。
その後、絵本のように見開きのある鏡を子ども達に渡し、コマを挟むようにして鏡を除きこみます。
合わせ鏡に映し出された少し幻想的な模様に子ども達もじっくりその世界に浸ります。
鏡に向かってにらめっこする子もいてとても可愛らしかったです。
各々が鏡とたくさん向き合って反射やその特性を味わってくれました。
週の後半は「万華鏡作り」を行いました。
実際に万華鏡作りを自分で行う事で、更に深く鏡の性質を知ってもらいます。
子ども達には、円形の塩ビ版にカラーセロハンを貼って飾り付けをしてもらい、「自分で作った模様が鏡に映るとどうなるか?」という事を体感してもらいました。
完成した塩ビ版は万華鏡につける前に、まずお弁当用のピックを中心にさし、鏡の上で簡単なコマにして回して遊びます。
その後、予め用意しておいた三角柱型の万華鏡にくっつけて、穴を覗きこみながらそれを回し、模様の変化を楽しみました。
片目を瞑るのが難しい子や、机に置いた状態でも楽しんでもらう為に片側に足をつけました。
いつも以上に少し大人な作品に仕上がり、子ども達も嬉しそうな様子でした。