天井壁紙(クロス)カビを見落としてはいけない
天井カビは、壁のカビに比べて発見が遅れがちです。
今回は、横浜市青葉区の団地で発生した「天井コンクリート直張り壁紙」の結露カビ事例をご紹介します。
工事前の状況
築30年以上の古い団地の天井に、黒カビやピンク色のカビが発生していました。
古い造りのため「廻り縁」があり、結露が天井の壁紙(クロス)下地に染み込み、カビが広がっていたのです。
天井壁紙のカビ
カビ取りと防カビ施工
壁紙を剥がすと、下地のコンクリートには黒カビがびっしり。
天井は壁よりも湿気がこもりやすく、カビの再発リスクが高い箇所です。
プレモでは、まず徹底したカビ除去を行い、その後、防カビ施工しました。
※人体に安全性の高い複合抗菌剤(防カビ剤)を使用しています。
天井コンクリート下地カビ
天井コンクリート下地防カビ工事
防カビ工事後
カビ取り・防カビ工事が完了した後に新しい壁紙を張り、見た目もきれいに復旧しました。
天井カビは、住む人の健康に直結するため、見た目以上に注意が必要です。
「カビを止めるには、まず結露を止める」ことが基本。安易に壁紙を張替えるだけでは、再発を防ぐことはできません。
壁紙張りで完了
📌 学びポイント
天井カビは、壁カビの5倍以上危険だと言われることもあります。
結露が原因で発生する天井カビを放置すると、再発や健康被害につながるため、早めの防カビ工事が大切です。
プレモのHPです。